教皇、アッシジで青年たちと集う 聖フランシスコ特別聖年を記念し

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教皇、アッシジで青年たちと集う 聖フランシスコ特別聖年を記念し

【アッシジ(イタリア)8月6日OSV】教皇レオ14世は8月5日、アッシジを訪問した。2500人の青年たちと共に、アッシジの聖フランシスコ没後800年の特別聖年を記念するためだ。
 ミサは、聖フランシスコがフランシスコ修道会を創設したポルツィウンクラ礼拝堂を内包するサンタ・マリア・デリ・アンジェリ聖堂で、「ゴー!フランシスカン・ユース・ミーティング」に集まった青年たちのためにささげられた。この集いは4日間に及び、18歳から33歳の青年たちが欧州各国から集まった。
 ミサの前、教皇は聖堂前の広場に集まった青年たちと共に過ごし、彼らからの質問に答え、召命と識別について助言を贈った。「全ての人の心に記された最も深い所にある召命は、交わりへの呼びかけです」と述べた。だがその真理は罪によって覆い隠されることがあるとした。けれども幸いなことに、全ての召命は、あがないと癒やしに向かう旅路でもあると付け加えた。
 「主に倣うようにというイエスの招きは、私たち自身の尊厳を明らかにし、他者に信頼を置き、彼らの信頼に足る自分自身を差し出すことで、他者の尊厳を尊重することを教えてくれます」「この活力に満ちた力は、心を解放してくれるものなので、私たちの人生を懸けて誠実に取り組む価値があるのです」

 教皇、個人的な召命を振り返る

 また教皇は、現代生活の不安定さを顧み、「かつて伝統的な社会を特徴付けていた『安定』は消えつつあり」、自由に対する混乱した考えによって人々は、本当の意味で解決できるものは何ひとつないのだと感じていると語り、このような環境の中で、「最終的な選択をする勇気が、あらゆるものの中で最も革命的な行為となるかもしれません」と指摘した。
 「信仰は、私たちが直面する問題を避けること、あるいは共同体を捨て去ること、あるいはどこにもたどり着かない変化し続ける道を数歩歩むことによって解決できるという幻想から目覚めさせてくれます」と教皇は続ける。「経験、知人、持ち物は増やすことができるかもしれませんが、それでは全く同じ場所にとどまっていることを意味します。その場合の人間としての代償は計り知れないもので、その後に感じる内面の虚無感はとても深いものとなります」
 教皇は自身の個人的な召命を振り返り、「私自身の人生を振り返ると、主は私を決して一人きりになさらなかったと言えます。常に私に寄り添い、しばしば私の旅路を共有できる人々を私の周りに置いてくださいました」と続け、「司祭として、聖アウグスチノ修道会会員として、宣教者として、今日に至るまで私を導いてくれる光を見いだしました」と語った。

 慣れ親しんだ方法を捨てた聖フランシスコ

 青年たちと語り合った後、教皇はその青年たちと共に聖堂内に入り、ミサを司式した。
 ミサの説教の中で教皇は「親愛なる青年の皆さん、今日、欧州と全世界は、皆さんが新たな聖人となってくれるのを待っています。勇気を出して福音のことばを深く信じてください。そしてイエス・キリストの自由のうちに、十分に人間らしくあってください」と青年たちを励ました。
 さらに、聖フランシスコが没後800年たっても、人々を魅了し続けているのは、イエスの道とより一致した道を歩むために、慣れ親しんだやり方を捨て去ったという勇気のためだと教皇は説明する。この選択は、何百年にもわたるキリスト教の町にあってさえも「革命的」な行為に映ったという。
 「これこそがキリスト教の活力です。その始まりといくつもの新たな始まりの活力だったのです」
 教皇はアッシジをたつ前、青年たちに、このアッシジで過ごした日々をずっと記憶に残してほしいと言葉をかけ、欧州の自国に戻っても、この経験を思い返し、キリストへの献身を改めて誓ってほしいと願った。

8月6日、イタリアのアッシジにあるサンタ・マリア・デリ・アンジェリ聖堂前の広場で、青年たちとの集いの後、一人の男性を抱きしめる教皇レオ14世 (OSV News photo/Simone Risoluti, Vatican Media)
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