世界の国々– World News –
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ガザの教会共同体は戦争で疲弊 食料不足も、祈りで希望つなぐ
【ガザ(パレスチナ)7月14日OSV/バチカンメディア】パレスチナ・ガザ北部の聖家族小教区主任司祭のガブリエル・ロマネリ神父は、信者たちは戦争に疲れ切り、深刻な食料不足にも苦しんでいるとバチカン放送に語った。ガザではイスラエル軍の空爆に... -
教皇、ゼレンスキー氏と会談 和平交渉主催の意思再び表明
【バチカン7月9日CNS】教皇レオ14世は7月9日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談し、和平交渉のためにロシアとウクライナの代表をバチカンに迎え入れる準備があるとする意思を改めて表明した。 「友好的な会話の中で、敵対... -
コンゴの教会、慎重に歓迎 ルワンダとの和平協定締結
【ナイロビ(ケニア)7月2日OSV】コンゴ民主共和国の教会指導者は、同国東部で長年続いてきた紛争を終わらせるルワンダとの和平協定が6月27日、米政府の仲介で締結されたことを慎重ながらも歓迎している。 コンゴ東部にはルワンダが支援している... -
世界の司教、「気候正義」を訴える 利益優先の「偽りの解決策」糾弾
【ローマ7月1日OSV】アジアやアフリカ、ラテンアメリカ・カリブ海の司教協議会連盟は全世界の指導者たちに向けて気候危機への対応を求め、共通善よりも利益を優先する「偽りの解決策」を糾弾している。 「気候危機は喫緊の現実です」と司教たちが発... -
教皇、ウクライナの巡礼者たちに 「最後には、いのちが死に打ち勝つ」
【ローマ6月30日OSV】ロシアによるウクライナ侵攻で、ウクライナの国民の信仰は「苛烈な試練」に遭っているが、神が「最後に決められて、いのちは死に打ち勝つ」と教皇レオ14世は言明する。 教皇は6月28日、聖年のローマへの巡礼で訪れていたウ... -
エルサレムの「お眠りの聖母」大修道院 中東情勢一変で避難する巡礼者
【エルサレム6月24日OSV】スザンヌ・ルッシュマンさんは6月11日にドイツからイスラエルに到着し、「平和の建設者としての女性—サラとハガルとマリアの娘たち」と題した13日間の研修講座に参加する準備に入っていた。講座は14日夜からエルサレ... -
教皇、「戦争の悲劇を終わらせて」 米軍によるイラン核施設の空爆受け
【バチカン6月22日CNS】米軍がイランの核施設3カ所を空爆した数時間後、教皇レオ14世は中東情勢に「憂慮」を表明し、外交努力だけが責任ある前進の方法だと強調した。 「国際社会の全てのメンバーに道義的責任があります。修復不能な溝を生み出... -
教皇、近代兵器使用の禁止を訴える 「教会は戦地の叫びに引き裂かれる」
【バチカン6月18日CNS】世界は過去の戦争を上回る残虐性をもたらす恐れがある近代兵器の使用への誘惑を退けなければならない、と教皇レオ14世は訴える。 「教会の心は戦地から上がる叫びによって引き裂かれています。特にウクライナやイラン、イ... -
イスラエルとイランの交戦で 「新たな悪夢」とガザの窮状
【エルサレム6月17日OSV】イスラエルとイランのミサイル攻撃の応酬が5日目に入り、現地のカトリック教会指導者は聖地と中東地域での平和を求め、さらなる流血の制止を訴えている。 「私たちは新たな悪夢に陥っているように思われます」とフランシ... -
パリのサクレ・クール聖堂150年 都市の傷口に置かれた石のホスチア
【パリ6月16日OSV】かつて作家エミール・ゾラが「都市の開いた傷口の上に置かれた石のホスチア」と呼んだフランス・パリの有名な小バジリカ「サクレ・クール」聖堂は、定礎から150周年を迎えた。 6月15日、同聖堂の誕生日を盛大に祝うため、...