ロシアがウクライナを猛攻撃 ポーランドにもミサイル着弾

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ロシアがウクライナを猛攻撃 ポーランドにもミサイル着弾

【リビウ(ウクライナ)7月31日OSV】ウクライナは7月29日夜から30日の未明にかけて、ロシアからミサイルとドローン(無人機)による猛攻撃を受け、数人の子どもを含む8人が死亡し、数十人がけがを負った。
 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は7月30日、自身の公式テレグラムチャンネルで、ロシアは70発以上のミサイルと280機以上のドローンで、ウクライナ全土を攻撃した、と投稿した。
 大統領はX(旧ツイッター)も更新し、ある一家全員――後にボロノフさん一家と判明――が殺害されたと憤った。
 「ロシアのミサイルの衝撃はすさまじく、家屋はほとんど何も残らず」、遺体の断片を法医学検査に回してやっと身元が明らかになった、と大統領は続けた。
 また大統領は、ウクライナの国民をこのような攻撃から守るため、パトリオット迎撃ミサイルが必要だと主張している。BBCによると、今回のロシアの攻撃は、ゼレンスキー大統領がトランプ米大統領と会談し、弾道ミサイルを迎撃するパトリオットミサイルのライセンス生産を認め章るよう訴えた翌日のことだったという。
 さらにBBCは、ポーランドの空域にいくつかのしょう体が接近したとして、同国は戦闘機をスクランブル発進させていたと報じた。
 ポーランドのドナルド・トゥスク首相は、ウクライナとの国境から約100キロにあるタルナバ・コロニア村の牧草地に飛翔体の一つが落下し、その物体はロシアのミサイルである可能性が高いと述べた。
 BBCによると、首相はこの落下物について数人の欧州指導者と協議しているという。ロシアからのミサイルがポーランドに着弾したならば、それは北大西洋条約機構(NATO)の空域侵犯と考えられる可能性があるからだ。

 もはや戦争ではなくテロ行為

 ウクライナの東方典礼カトリック教会のキーウ・ハーリチ教区のスビアトスラブ・シェフチュク上級大司教は、7月17日から21日まで、教皇庁(バチカン)国務省外務局局長のポール・リチャード・ギャラガー大司教の訪問を受けており、ギャラガー大司教の支援に感謝しつつ、バチカンの要職に就く大司教がローマに帰国しても「勇ましいウクライナの声と証し」となってくれるよう望んだ。
 上級大司教はまた、米国の神学者であり作家のジョージ・ワイゲル氏にも感謝を表した。ワイゲル氏が米国の雑誌「ファースト・シングス」に寄稿し、ロシアによるウクライナ侵攻は戦争の定義を超えていると訴えたからだ。
 「もはや戦争ではありません。テロと同じです」「目的が国の士気をそぐことになっているからです」とワイゲル氏は7月22日、同紙のコラムで述べた。
 上級大司教は言う。「ワイゲル氏はテロの目標はまさに国の士気をそぐことで、国の精神を打ち砕くことだと言及されました」「さらにワイゲル氏は、ちょうどヒトラーがロンドン大空襲で失敗したように、ロシアも猛攻撃を仕掛けても、ウクライナで大失敗を喫すると見ておられます」

7月30日、ウクライナのリビウにある集合住宅にロシアのミサイルが着弾。その場で泣き崩れる女性。ウクライナ当局は同日、ロシアの弾道ミサイルとドローンによる集中砲火により、少なくとも子どもを含む8人が死亡し、50人以上が負傷したと発表した。ミサイルの1発がポーランドへ着弾し、NATOは戦闘機をスクランブル発進させた (OSV News photo/Roman Baluk, Reuters)
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