コロンビアで地震 マグニチュード7・4 教皇、祈りを届け、司教団、連帯を求める
【ボゴタ(コロンビア)8月11日OSV】教皇レオ14世は、コロンビアを襲った巨大地震で100人以上のいのちが奪われ、何十軒もの建物が倒壊したことを受け、深く悲しんでいると語った。
教皇は「亡くなった方々の永遠の安息のため、またこの悲劇に遭われた方々の早急な回復を主に願い」祈りをささげたという趣旨の電報を、教皇庁(バチカン)国務省長官、ピエトロ・パロリン枢機卿の署名で、コロンビアの司教協議会会長でカルタヘナ教区のフランシスコ・ハビエル・ムネラ・コレア大司教に送った。
地震は8月10の朝に発生した。地面が激しく揺れ、人々が外へ逃げ出す様子を捉えた動画が何百本もネット上に投稿されている。
非営利団体でコロンビアの主要な都市を結ぶネットワーク、コロンビア首都都市協会は、死者数は132人に上り、570人以上が負傷したと報告したが、被災地域の調査が続いているため、その状況によってこの数は変わるとした。
バチカンが8月11日に公開したメッセージの中で、パロリン枢機卿は教皇の言葉を伝える。「この深い悲しみの中で、愛する人を失い嘆き悲しんでいるご家族に、哀悼の意をささげます」
「同様に、このような中でも苦しんでいる方々のために献身的に捜索、救助、支援を行っておられる方々に霊的に寄り添い、感謝の意を表します」
「おとめマリアのとりなしを通して、主が、愛するコロンビアの人々に、霊的力とキリスト者としての希望というたまものを惜しみなく注いでくださいますように」
難局を切り抜けるための恵みを願う
コロンビア地質調査機関によると、この地震の震源は同国北西のチョコ県で、強大なマグニチュードを記録し、「過去10年で発生した地震の中で最大規模となった」とした。 同機関は、8月10日の午後時点で、大地震以来マグニチュード1・4から4・8の間の余震が18回発生している、と発表した。
コロンビアの司教協議会は8月10日、メッセージを発表し、マグニチュード7・4を記録した最初の大地震で犠牲となった人々と家を失った人々に、霊的に寄り添っていると述べた。
司教団は救助に当たっている人々、医療関係者、軍、政府当局、「救助を必要としている人々のために、献身的に勇気をもって救難、救出、また医療的処置をする人々」のためにも祈った。
「これほどの緊急事態を前に、誰も一人では対処できないと、苦境の今こそ、思わされます」「コロンビアは再び、国全体が一つの家族となり、苦しんでいる兄弟姉妹に対し、寛容になり、責任感をもって、連帯して対応するよう求められているのです」
マニサレス教区のホセ・ミゲル・ゴメス大司教は、教区の信者たちに動画でメッセージを送り、同教区は各教会の被害を継続して調査すると述べ、「けれども何よりも大切なのは、皆さん一人一人であり、司祭であり、同じ苦しみを分かち合っている私たちの全ての隣人たちです」と訴えた。
「私たちの主である神は、決して私たちをお見捨てになりません。このような時にこそ、主を仰ぎ見て、謙遜と素朴な心で主に、この難局を切り抜けるのに必要な恵みをくださるよう願わなければなりません」
さらに大司教は、政府からの指示に従うよう人々に注意を促した。
「指示に従うことは、最も苦しんでいる人に常に気を配ろうとすることにもつながります。そうして、この困難な中、誰一人取り残されることがないようにするのです」と大司教は語り、祝福を送った。

