リマ広場で若者中心の祈りの集い キリストのように人間らしくあれ

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リマ広場で若者中心の祈りの集い キリストのように人間らしくあれ

【マドリード(スペイン)6月6日OSV】教皇レオ14世は6月6日、首都マドリードの中心にあるリマ広場での夕の祈りに集まった50万人の若者たちに、物事のうわべだけにとらわれる態度を退け、「血の通った人間」となるよう呼びかけた。
 「私から皆さんに託す使命は、人間であるように、ということです」「そうです、人間であってください。血の通った人間です!表面的なだけでなく、信頼できる顔であってください」「キリストのように人間らしくあってください」と繰り返し求めた。
 リマ広場では、主催者が「信仰の祝祭」と呼ぶように、音楽、証し、マリア信心、聖体礼拝を組み合わせた集いが開かれ、約50万人が集まった。若者たちは教皇が姿を現す何時間も前から広場や周囲の道路を埋め尽くした。
 教皇の行事でしばしば見られるような正式な舞台ではなく、居間にいるかのようなセットの中で対話が行われた。
 その場では、若者たちと教皇が信仰、召命、意味の探求について語り合い、年齢というよりも、キリストに従いたいという共通の願いによって結ばれた世代間での対話のような雰囲気となった。
 若者たちとの対話の中で、教皇は自身の霊的生活を形づくった聖人たちを振り返り、聖ヨハネ・クリゾストモ、ビラノバの聖トマス、16世紀にペルーで宣教したスペインの宣教者聖トゥリビオ(モグロベホの)司教を挙げた。
 教皇自身のペルーでの宣教活動について問われ、教皇は、希望を失うことなく困難に向かっていった人々によって示された信仰の証しを最も大事にしていると答えた。
 「福音を宣言する中で、私自身も福音によって変えられました」「神のことばがどのように紛争を平和に導き、和解と平和と正義の源となったかを目にしてきました」

 聖体礼拝、50万人が静寂に包まれる

 教皇はまた、若者たちに現代の生活の中にあふれる騒音の中でも、沈黙の時を持つよう励ました。「沈黙を持つとき、何を聞かないか、どの騒音に遮られないようにするかを選びます。この沈黙の中にあってこそ、イデオロギーは消え、真理は常に存在し続けるのだと理解するようになります」
 後に続く聖体礼拝に寄せて教皇が沈黙への招きを告げると、実際に、会場は静まりかえった。
 「今夜、皆さんと共にする聖体礼拝は、沈黙の時を持ち、心を開き、主のみ前で自分自身に戻る最適な場です」
 次に、現代社会におけるキリスト者の役割について、教皇は若者たちに、「イエスの弟子たちは、つねにその時代を生きる人々であり、過去の時代にとらわれる者ではありません」と思い起こさせた。そしてカトリック信者の青年たちにデジタル空間を含めた現代世界への宣教者となるよう励まし、「地の塩、世の光(マタイ5・13-16)」となるよう求めた。
 暗闇がマドリードを覆い、音楽やお祭りムードは静寂に包まれ、数十万人の若者たちは、教皇と共に聖体礼拝を行った。この聖体礼拝をもって、スペインのカトリック教会の歴史と、未来を形づくるために招かれた新たな世代を結び付けたこの夕の集いは終了した。

スペインへの使徒的訪問中の6月6日、首都マドリードにあるリマ広場で夕の祈りの集いをもつ教皇レオ14世 (OSV News/Mohammad Salem, Reuters)
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