教皇、ラウダート・シ村で昼食 弱い立場に置かれた人々と共に

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教皇、ラウダート・シ村で昼食 弱い立場に置かれた人々と共に


 アルバーノ湖に照りつけるイタリアの太陽と、カステルガンドルフォの教皇宮殿の木々の下で、教皇レオ14世は社会的に弱い立場に置かれた人々と共に昼食を取った。
 ローマ教区から約200人が7月11日(土)、昼食会に参加した。昼食会は、ローマ南東のカステルガンドルフォにある教皇宮殿の庭園内に創設された総合的な(インテグラル)エコロジーの教育と養成を目的に創設した「ラウダート・シ村」で開催された。「教皇との昼食会」は「歓迎の心ときょうだい愛を育む一日となります」と教皇庁(バチカン)のラウダート・シ高等教育センターは、声明の中で言及した。 この日は、同センターのセンター長でもあるファビオ・バッジョ枢機卿が司式し、バチカン支援援助省長官のルイス・マリン・デ・サン・マルティン大司教が共同司式したミサで始まり、その後、約40人の子どもたちを含む招待客は、庭園内を案内され、見学を楽しんだ。
 バチカン・ニュースによると、教皇は「私は今日、スピーチ用の原稿など持たずに、ただ飢えだけを抱えてきました――それは正義に対する飢えであり、真の愛に対する飢えであり、全ての人を歓迎し、受け入れるために、扉を開くことを知る教会への飢えです。ここは全ての人への愛があり、誰も敵ではなく、私たち全員が和解し、ゆるし、平和に生きるすべを知る場所です」と述べ、参加者を歓迎した。
 さらに教皇は、教皇にはいくつか称号があるが、そのうちの一つに「ポンティフ――橋を架ける者」があることを思い起こし、「ですから今日、私たちも、皆さん一人一人と、また皆さんのご家族と、そして私たちが住みたいと願う社会へと橋を架けたいと思います。それはつまり正義が機能する社会、貧困の要因を取り除くことができ、現在も世界にはびこる不正義の要因を乗り越えることができる社会です」と語りかけ、「まさにこのような教会に私たちはなりたいと願っているのです」と強調した。
 聖ペトロの使徒座に着いてわずか数カ月後の2025年8月17日、教皇は初めてアルバーノ教区の弱い立場に置かれた人々と面会していた。それから、恵まれない立場に置かれた人々と毎年面会する習慣が始まった。
 「毎年、一つの教区から貧しい人、難民、移住者、社会的に弱い立場の人々が招かれます。そうして、そのような人々に被造物の素晴らしさ」を体験してもらい、「教皇と会う機会」を持てるようにしている、とラウダート・シ高等教育センターは述べる。

 正義と平和と愛の教会となれるように

 バッジョ枢機卿は7月7日のプレスリリースで、「ラウダート・シ村は、被造物を大切にすることと人間を大切にすることは、一つの同じ使命なのだということを示すために創設されました」と語った。
 「ラウダート・シ村で、教皇様は脆さの中に置かれている人々に出会い、人間の尊厳のために、傾聴、寄り添い、希望が求められる場にこそ、教会が存在するよう求められているのだと再確認されました」と枢機卿は続けた。
 今日の出会いは、教会の貧しい人への奉仕を体現していると、支援援助省長官のマルティン大司教は強調した。
 「教皇様のこの選択は、愛とは寄り添い、出会い、分かち合うことにほかならないと示すものです。教会が最も弱い立場に置かれた人を中心に据えるなら、福音は目に見えるものとなり、神のみ心から疎外されている人はいないのだと証しします」と7月7日の声明に、大司教は記した。
 最後に教皇は「私たちは今とは異なる世界、希望にあふれた世界、私たち自身の世界のただ中で、光り輝く世界を真に築いていけるのです」と述べ、「暴力や憎しみや差別」によってばらばらにされている世界の中で、共同体は「協力し、正義と平和と愛の教会となれるよう、常に努力していく」必要があるとし、カステルガンドルフォの絵のように美しい環境に集った人々の家族のうちに、平和とゆるしと和解を見いだせるよう祈った。

7月11日、ローマ南東のカステルガンドルフォにある教皇宮殿の庭園内の「ラウダート・シ村」で、ローマ教区の弱い立場に置かれた人々と共に昼食を取る教皇レオ14世 (OSV News photo/Matteo Minnella, Reuters)
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