コロンビア地震、ボゴタ教区「霊的支援」 被災各地を枢機卿らが慰問、寄り添い示す
【ボゴタ(コロンビア)8月20日OSV】コロンビアのボゴタ教区の数十人の聖職者は、8月10日に発生した地震によって被災した同国の各都市へ、5日間にわたる奉仕に向かった。
ボゴタ教区によると、同教区のルイス・ホセ・ルエダ・アパリシオ枢機卿と補佐司教を中心とした80人の司祭と助祭の一団は8月18日、「大地震で被害の大きかった都市や近郊の小教区に、『霊的支援』を行うため、バスで出発した。
出発前に、枢機卿は司祭らに、今回の奉仕は今後数カ月以内に数回計画している支援活動の第1弾だと語った。
「第1回目の支援活動から学ぶ教訓を心にとどめましょう。そうすることで、年内に数回計画しているさらなる支援の下地になると同時に、私たちの人道的・司牧的奉仕が必要とされるまた別の緊急事態に備えることができます」と枢機卿は述べ、「主が私たち皆を心から立ち上がらせてくださいますように。そしておとめマリアが、母のような愛で、被災した後であっても希望の道へと導くために、私たちに寄り添ってくださいますように」と祈った。
コロンビアの災害リスク管理局(UNGRD)は8月19日、X(旧ツイッター)に投稿し、マグニチュード7・4の地震による死者数は319人に上り、行方不明者は260人、負傷者は4469人と発表した。
またUNGRDは、約15万1995棟の家屋が損壊し、3万803棟の家屋と302棟のビルが倒壊した、と報告している。
コロンビアの地質調査所によると、震源は同国北西のチョコ県で、「過去十年で最大規模の地震」だったという。
「霊的支援」に参加する枢機卿、司教、司祭らは六つのグループに分かれ、最も被害が大きかった6都市を慰問する予定だとボゴタ教区は発表していた。
さらに第1弾となる8月18日から22日までの慰問は、「地元の小教区司祭と信徒に寄り添い、傾聴と祈りを通して同伴し、同時に、ゆるしの秘跡の機会を提供し、『合流地点』としての教会の役割を強化します」と同教区は説明した。
また同教区は「支援を受け入れてくれる共同体への経済的負担とならないように」司祭たちは軽装で移動するよう助言した、とした。
この慰問から戻った後、司祭たちはそれぞれの教会共同体で、慰問した小教区のために祈りをささげる日を設けることになる。

