現在、書店等で発売中のクラシック音楽専門の月刊誌『MOSTLY CLASSIC(モーストリー・クラシック)』8月号では、特集「クラシック音楽の源流 キリスト教を知る」として、キリスト教関係者らがさまざまな視点からクラシック音楽にキリスト教が与えた影響などを解説している。
カトリックからは、アンドレア・レンボ補佐司教(東京教区)や對馬榮子修道女(聖母被昇天修道会)のインタビュー、晴佐久昌英神父(東京教区)の寄稿などを掲載。
レンボ司教はキリスト教美術に精通していることで知られるが、本インタビューでは、キリスト教絵画だけでなく、ベートーベンやモーツアルトの音楽とキリスト教とのつながりについても解説している。実は祖国イタリアでの少年時代に、ピアニストを目指してレッスンを受けていたことにも本誌は触れている。
音楽大学で学び、中高や短大で音楽教育にも携わった對馬修道女は、イエス・キリストの誕生から十字架上の死と復活について解説。
この他にも、プロテスタントや東方教会と音楽の関わり、ミサ曲やレクイエムなどの宗教音楽、教会が育てた少年聖歌隊、聖務日課とは何か、など多彩なテーマが取り上げられている。
耳慣れたメロディーにも、新たな意味を見いだすきっかけになるかもしれない一冊だ。
1370円(税込)。株式会社神戸クルーザー発行。

