目次
長崎純心大学博物館が企画展示 「帰天75年 永井隆博士の生涯」
長崎純心大学博物館(長崎市)で6月5日まで、「企画展示 帰天75年 永井隆博士の生涯」が開かれている。永井博士は、長崎の原爆で重傷を負いながらも救護活動に当たったカトリック信徒の医師。体が動かなくなった後も信仰を支えに、残される子どもたちのため、浦上の復興のために祈り続けた。原爆投下時の長崎の現実を広く社会に知らせ、平和を訴えるエッセーなども多数著した。著書『長崎の鐘』は戦後間もない日本でベストセラーとなっている。
今回の企画では、永井博士の自筆の書や絵画、作詞した歌の楽譜などを展示している。
永井博士は、長崎純心大学の設置母体である純心聖母会の初代会長、江角(えずみ)ヤス修道女や、同大学が短期大学だった頃の副学長でキリシタン研究者として著名な片岡弥吉教授とも親交があり、学園の創立初期から協力を惜しまなかったという。
戦争と核兵器の悲惨さだけでなく、人を愛し、平和を願い続ける意味を静かに問いかける今回の企画展は、永井博士のメッセージを次世代へ受け継ぐ貴重な機会となっている。
開館時間=月曜~金曜は午前10時~午後4時。土曜は午後2時まで。日曜・祝日・学校の定める日は閉館。詳細は長崎純心大学ウェブサイト参照。




