教皇、肺結節の除去で13日に入院 術後1週間は療養、予定中止相次ぐ
【ローマ10月12日OSV】教皇庁(バチカン)は、教皇レオ14世が肺の手術を受けるため、10月13日にローマにあるジェメッリ総合病院に入院すると正式に発表した。それにより、今後1週間に予定されていたいくつかの公務や会議を中止するとした。
バチカン広報部は、記者に向けた10月12日の声明で、教皇は明日の昼近くにジェメッリ総合病院に入院すると発表したが、手術が13日に行われるのか、14日に行われるのかについては言及していない。
バチカン報道官は、教皇は手術後、約1週間は入院の予定と述べ、そのためサンピエトロ広場でのミサ、ローマ南東のカステルガンドルフォにある教皇宮殿での勲章授与式、不妊に関する会議でのスピーチ、ニカラグアからの司教団との謁見(アド・リミナ)、バチカンで開かれている家族に関する会議での閉会のあいさつの予定に変更が生じることになるとした。
バチカンで開かれている『愛のよろこび』公布10周年を記念する世界の司教協議会会長と東方典礼カトリック教会の指導者たちとの会議の一環で、10月14日にサンピエトロ広場で行われる予定の閉会のミサは、10月8日付で首席枢機卿に任命されたルイス・アントニオ・タグレ枢機卿が、教皇に代わって司式する。教皇はまた、14日夜に同会議の閉会のあいさつをする予定だったが、それも難しくなった。
10周年会議の最終報告は延期に
同会議についての10月12日の記者会見で、シノドス事務局の顧問を務めるジャコモ・コスタ神父は、教皇の入院により、同会議への教皇の参加は難しいだろうと述べた。
「ご想像の通り、教皇様は話し合われた内容を聞きたいと望まれ、それについてのご自身のお考えを分かち合いたいと強く願われていましたが、それは難しくなってしまいました」
しかし、コスタ神父は、教皇は「報告を聞き、ご自身の言葉で意見を述べたい」と望んでいると述べ、教皇から同会議の最終報告を延期してほしいと要請を受けたと語った。
「ですから、退院後に資料と話し合われた内容に目を通し、ご自身の考えを分かち合うことになります」と神父は説明した。
延期になったことを謝罪しつつ、コスタ神父は「それでも教皇が、ただ単に会議を閉会させるのではなく、本当に意見を聞きたいと思われていること、教会全体の取り組みを支援するため意見を聞き、それについてご自身の意見を発する機会を持ちたいと願われていることは素晴らしいことだと思います」と語った。
教皇は、10月13日にカステルガンドルフォで予定されていた、教皇の母校のビラノバ大学が設立した賞、「教皇レオ14世持続可能性勲章」の開始式には欠席する。この式は、カステルガンドルフォの庭園にある「ラウダート・シ村」で、教皇欠席のまま行われる。
ニカラグアの司教団との謁見は、今週行われる予定だった。教皇は10月12日に、同国司教協議会会長のカルロス・エンリケ・エレーラ・グテレス司教と非公開で謁見した。これは手術予定前に行った六つの非公開謁見の一つ。
またバチカンは、4週間後に予定されている南米への使徒的訪問については、特に何の変更も発表しなかった。

