十字架を担いで「道行」 聖フランシスコ没後800年に さいたま教区・桐生

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十字架を担いで「道行」 聖フランシスコ没後800年に さいたま教区・桐生

今年は、アッシジの聖フランシスコの没後800年を記念する「聖フランシスコ年」。
 さいたま教区(山野内倫〈みちあき〉昭司教)では、その記念行事の一つとして5月9日、群馬県にある桐生研修センター「フランシスコの家」で十字架の道行を行い、約40人が参加した。
 このセンターはもともとフランシスコ会の修道院として自然豊かな山中に造られた。敷地内の遊歩道に、「十字架の道行」全15留の各場面を表す、等身大の石像やレリーフ(浮き彫り)が配置されている。この環境を利用し、修道院の建物がさいたま教区に移管された後も、近隣の有志によって十字架の道行が行われてきた。
 今回は、聖フランシスコ年に当たって聖フランシスコを思い、その信仰に近づこうと、山野内司教の発案で教区が主催した。
 参加者は群馬県内外から集い、ベトナムや中国出身信徒の参加もあって、祈りも多言語でささげられた。同センターには重さ約25キロの十字架があるが、これを実際に担いで道行が行われることもある。
 参加した人からは、「実際に十字架を担いでみて、その重みをほんの少し感じることができた」「自然の中での十字架の道行は、聖堂内とはまた違った雰囲気があり、ゆっくり黙想ができた」「道に起伏があって、ゴルゴタの丘を連想した」などの感想があった。
 十字架の道行を終えた後は、センター内の聖堂で、山野内司教の主司式によるミサも行われた。

二人で十字架を担ぐ参加者(写真提供=さいたま教区)
山野内倫昭(みちあき)司教らの司式によるミサ

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