映画『キング・オブ・キングス』 子どもにも現れる 復活の主

 イエス・キリストの誕生から復活までを描いたアニメーション映画。韓国の映像作家でキリスト者のチャン・ソンホ監督が製作した。北米では2025年、公開された韓国映画として歴代最高の興行収入を記録し、大きな話題を呼んだ。
 原作は、英国の国民作家チャールズ・ディケンズが自身の子どもたちのために執筆した『主イエスの生涯』。
 この映画も、ディケンズが未発表の原稿を息子たちに語り聞かせるかたちで物語が進む。
 『アーサー王』の物語に夢中な末っ子ウォルターは、おもちゃの剣を振りかざし、アーサー王になり切って過ごすのが日常だ。ある冬の晩、父親が語り始めた「アーサー王よりも偉大な王」の物語に耳を傾け始めた。
 剣を手に戦う勇敢な王の登場を期待するウォルターだが、その期待は冒頭から裏切られてしまう。王が誕生したのは城の中ではなく、馬小屋だった。成長しても、一向に〝偉大な王〟になる気配はない。
 だがウォルターは、次第に物語に引き込まれていく。気になるイエスと弟子たちの後を追い、人々の罪を引き受けていくキリストの受難、十字架上の死に立ち会う。幼いウォルターもまた、深い悲しみのうちにキリストの姿を見いだす。
 精細な3Dアニメーションに導かれ、ウォルターと一緒に聖書の世界へ。見る者もイエスのまなざしに出会うだろう。
 3月27日から、TOHOシネマズ日比谷(東京)など全国公開。公式サイトは、こちら

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