韓国・水原(スウォン)教区と名古屋教区の青年交流会 WYDソウル大会のテーマと祈りで分かち合い
韓国・水原(スウォン)教区の青年と司祭が2月6日から8日まで名古屋教区を訪問し、カトリック名古屋教区センターで青年たちの交流会が開かれた。今回訪れたのは水原教区の青年6人、神学生1人、司祭1人の合計8人。2027年に韓国で開かれるワールドユースデー(WYD)ソウル大会のテーマと祈りによる分かち合い、食事や観光を共にして交流を深めた。
名古屋教区からは青年7人と修道女1人、司祭2人の合計8人が参加した。
WYDのテーマで分かち合う
日韓の青年らは2月6日10時に中部国際空港(愛知県常滑〈とこなめ〉市)で合流し、同教区センターに移動。司教館で松浦悟郎司教(同教区)にあいさつし、自己紹介をした。昼食後は名古屋市内の観光と夕食の材料の買い出しに出かけ、夕方から分かち合いとテゼの祈りの時間を持った。
分かち合いのテーマは、WYDソウル大会テーマ「勇気を出しなさい。私はすでに世に勝っている」(ヨハネ16・33)に従い、「これまでの人生の中で、勇気を出せた・出せなかったことはありますか」。それぞれの教会の現状や、青年活動の難しさの中で、勇気を出しながら活動してきたことなどが話し合われた。
2日目は朝のミサ後、明治時代の建築を保存展示している明治村(愛知県犬山市)を散策。夕方からは前日同様に、「WYDソウル大会の祈り」にある「互いに耳を傾け、み旨を識別し、すべての神の民が歩みをともにする、シノドス流の教会となることができますように」に基づき、「私たちがシノドス流の教会として共に歩むために、どうすれば良いか」をテーマに、2日間の交流の中から心に浮かんだことを話し合った。ロザリオの祈りも共にした。
最終日は名古屋市内で最も古く、現在は同教区の記念聖堂である主税町(ちからまち)教会で、松浦司教司式による派遣ミサにあずかった。
ロザリオで教会の一致を体験
今回の交流会は昨年、水原教区から金沢教会(石川県)に派遣されたノ・ヒチョル神父から名古屋教区の青年たちに「水原教区の青年たちを招待したい」と話があったのが始まりだという。
準備に携わり、交流会に参加した同教区青年委員会のメンバー、濱野洋一郎さん(25/七尾教会)は、「準備にあまり時間がかけられなかったことや、国際交流の経験があまりない中、手探りで進んだ交流会でしたが、韓国の青年たちも日本の青年たちも笑顔が絶えない様子が見られとてもいい時間でした」と振り返る。
「一番印象に残ったのはロザリオの祈りです。韓国語と日本語で交互に唱え、片言ながらもお互いの言語で祈る体験は教会の一致を深く体験できました。今回の交流会を通して、日本と韓国の青年がWYDソウル大会への意識を向けていくことができれば、(実際の大会でも)豊かな恵みを受けることができるのではないかと思います」
今年の10月には、名古屋教区の青年たちの水原教区への訪問が予定されている。ノ神父は「今回の日本と韓国の青年交流を通して、お互いを理解し尊重し合い、共に幸せな時間を過ごすことができました。私たちの信仰がいかに大切で価値のあるものかを、改めて実感できる時間でした。これからも、イエス様を中心に共に歩んでいけることを楽しみにしています」と話した。また同教区の青年担当・片岡義博神父も「今回の交流は、青年同士が事前にオンラインで準備を重ねる中で関係を深めてこられたことも、大きな恵みであったと感じています。今後もこのつながりを大切にし、特に10月の訪問が青年たちにとって、来年行われるWYDソウル大会のテーマを深める良い準備の時となることを願っています」と抱負を述べた。

「WYD水原―名古屋教区交流会」の横断幕を手に(主催者提供)


