国内– Domestic –
-
社会司教委員会 6月27日の死刑執行に抗議声明 「『すべてのいのちの尊厳』守る」
日本カトリック司教協議会の社会司教委員会(委員長=森山信三司教〈大分教区〉)は7月7日、白石隆浩死刑囚(34)の死刑が6月27日に執行されたことに対し、強く抗議する声明を発表した。 声明は、死刑に反対する理由として、前教皇フランシスコ... -
7月の第2日曜「船員の日」 海で働く人々とその家族に感謝と祈りを
カトリック教会は、7月の第2日曜日を「船員の日」と定めている。日本カトリック難民移住移動者委員会の委員長、山野内倫昭(みちあき)司教(さいたま教区)は、今年もこの日を迎えるに当たってメッセージを発表し、海で働く人々とその家族に感謝し、... -
パロリン枢機卿が来日 万博「バチカンデー」に参加
バチカンの外交政策を主導する教皇庁国務省長官のピエトロ・パロリン枢機卿は、大阪・関西万博の会場で6月29日に祝う「バチカンデー」の式典に合わせて来日し、来場者がバチカンの文化への理解を深めることなどを目的とする同式典に参加した。 今回... -
日本宣教学会全国研究大会 教派超え研究成果を分かち合う
日本宣教学会は6月28日、第19回全国研究大会を西南学院大学(福岡市)で開催した。4人の研究者が日本におけるキリスト教会の宣教についての研究成果を発表し、オンラインも含め研究者・学生ら48人が参加した。2005年に発足した同学会は、カ... -
『シノドス流の教会 ― 交わり、参加、宣教』《シノドス最終文書》 カトリック中央協議会出版局から発売
「ともに歩む」教会の実現に向け、世界の教会から声を聴いたシノドス(世界代表司教会議)第16回通常総会(2021~24年)の「最終文書」邦訳が6月末、カトリック中央協議会出版局から発売された。さまざまな人がともに歩むために、教会は誰と、... -
大阪高松教会管区が司牧者研修 多様性に希望 共に宣教へ
大阪高松教会管区が3年に1度行う司牧者研修会が6月9日から11日までの3日間、大阪市のサクラファミリア(大阪梅田教会)で開催された。14回目となる研修会には、同教会管区の4教区(名古屋、京都、大阪高松、広島)から、信徒を含め過去最多の... -
「沖縄慰霊の日」に正義と平和協議会が声明 「歴史の真実に責任を」
日本カトリック正義と平和協議会は6月23日の「沖縄慰霊の日」に声明を発表し、80年前の沖縄戦終結から現在に至るまで、沖縄が一貫して「戦争」と隣り合わせの状態に置かれてきたと強く訴えた。 声明では、1945(昭和20)年6月23日に沖縄... -
司教団が「核兵器廃絶宣言」 唯一の「戦争被爆国の司教団」として
日本カトリック司教団は6月17日、核兵器廃絶に向けた強い決意を、あらためて「宣言」として表明した。「宣言」文は、「唯一の戦争被爆国の司教団として、広島・長崎の被爆者と市民が抱えてきた重い歴史と痛みを深く胸に刻み、核兵器廃絶に向けた強い... -
司教団、戦後80年でメッセージ 「平和を紡ぐ旅 ―希望を携えて―」
日本カトリック司教団は6月17日、戦後80年に当たって、メッセージ「平和を紡ぐ旅 ―希望を携えて―」を発表した。対象は「平和を求めるすべての皆様、若者の皆様へ」。 司教団は同メッセージで、日本がアジア・太平洋戦争以前から近隣諸国に対し、「... -
「世界広報の日」記念講演会 「心を大切に」と呼びかけた前教皇フランシスコ
「世界広報の日」(復活節第6主日/今年は5月25日)は、福音宣教の分野でも特に新聞やインターネットなどのメディアを用いた宣教について教会全体で考え、祈りや献金をささげる日だ。今年1月に発表された第59回「世界広報の日」教皇メッセージで前...