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東京都と都の宗教連盟が連携 災害時に約4000カ所の宗教施設活用へ
東京都は4月28日、災害発生時に宗教施設を避難場所にするなど、都内の宗教法人と連携して災害支援体制を強化する協定を東京都宗教連盟と締結した。 この日、東京都の小池百合子知事は、東京都庁で東京都宗教連盟の佐原透修(ゆきのぶ)理事長(立正佼... -
ワールドユースデーのシンボル日本に到着 福岡教区
「2027年ワールドユースデー(WYD/世界青年の日)ソウル大会」に向け、「十字架」と「聖マリアのイコン」が韓国から日本に到着した。3メートル80センチもあるこの大十字架は1984年、あがないの特別聖年に、教皇ヨハネ・パウロ2世がバチ... -
教皇フランシスコ追悼ミサ 東京カテドラルに1000人集う
バチカンで4月21日に逝去した教皇フランシスコの追悼ミサが、同月27日午後3時から、東京カテドラル聖マリア大聖堂(東京・文京区)で行われた(主催=駐日ローマ教皇庁大使館/協力=日本カトリック司教協議会、東京教区)。 前日26日のバチカ... -
第3回 庭野平和賞奨励賞 コロンビアの人権擁護活動家 チャバさんに
公益財団法人庭野平和財団(名誉会長・庭野日鑛〈にちこう〉/理事長・庭野浩士〈ひろし〉)は今年3月、第3回庭野平和賞奨励賞を2組の個人・団体に贈呈することを決定した。受賞したのはコロンビアの人権擁護活動家のエリサベット・モレーノ・バルコ... -
教皇の逝去を受けて 国内の声
■ 菊地功枢機卿(日本カトリック司教協議会会長/東京教区大司教) 「わたしたちは愛といつくしみに満ちた力強い牧者を失いました。初めての南米出身の教皇として、2013年から十年以上にわたり、これまで手をつけられることのなかったバチカンの機... -
復活祭を前に 受洗の時を振り返る「神様が見せてくださった景色」 前川朝美(ともみ)さん(東京・瀬田教会)
カトリック教会では伝統的に、復活祭に洗礼式を行っている。今年は4月20日に復活祭を迎えるが、これまで復活祭に受洗した人たちは、その日をどう思い起こすのだろうか。2015年の復活祭に受洗した東京・瀬田教会の前川朝美(ともみ)さん(65)... -
大阪・関西万博 バチカン館で開会式 フィジケッラ大司教来日
来日した、教皇庁福音宣教省・世界宣教部門の副長官サルバトーレ・フィジケッラ大司教 「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、4月13日、大阪・関西万博が開幕した。イタリアパビリオンの中に置かれたバチカン館(パビリオン)の開館式には、教... -
ミャンマーの叫び 大地と人々の苦しみ同国出身司祭から
(ミャンマーで3月28日に起きた大地震。現地の人々、また教会はどのような状況にあるのか。日本国内で働くミャンマー出身のビンセント神父に、メッセージを寄せてもらった) ミャンマーで大地震が発生したという知らせを受けた時、私の心に浮かんだのは... -
自由な大地へ 長生(ちょうせい)炭鉱水没事故から83年 183人の遺骨巡り初の日韓合同潜水調査
1942年、山口県宇部市の長生炭鉱で水没事故(水非常)が起き、朝鮮人136人と日本人47人の合計183人が犠牲となった。その遺骨は83年たった今も海底に眠ったままだ。日本基督教団宇部緑橋教会に事務所を置く「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む... -
日本の死刑制度を議論するために 日本弁護士連合会がシンポジウム
世論調査の結果や世界の動向を踏まえ、日本の死刑制度を議論する公的な会議体(合議体)の設置をどう進めるかを考えるシンポジウムが4月8日、東京・千代田区の弁護士会館で行われた。日本弁護士連合会(以下・日弁連)が主催し、会場とオンラインで18...