教皇の使徒的訪問の予定が発表 モナコ、アフリカ、スペインへ

目次

教皇の使徒的訪問の予定が発表 モナコ、アフリカ、スペインへ

【ローマ2月25日OSV】教皇レオ14世は3月から6月までの4カ月で、モナコとアフリカ諸国、スペインを訪問する。バチカンが2月25日、発表した。
 今年最初の使徒的訪問は3月28日、モナコへの日帰りで、近代初の教皇訪問となる。バチカン市国に次いで世界で2番目に国土の小さいモナコへの訪問は、教皇職で2度目の国外訪問。
 4月13日から23日までは、アルジェリアとカメルーン、アンゴラ、赤道ギニアを歴訪する。教皇としてのアフリカ訪問は初めて。バチカンは、アフリカ諸国訪問のテーマは平和と貧しい人のケアだとしている。
 4月13日から15日までのアルジェリア訪問では、聖アウグスティヌス司教のゆかりの地を訪れ、「キリスト教世界とイスラム世界の間の対話と架け橋の構築を続ける」ことを目的とする。バチカンの「教皇庁年鑑」2025年版によると、アルジェリアの総人口4500万人の99%はスンニ派ムスリム(イスラム教徒)で、カトリック信者はわずか8740人で0・019%。
 4月15日から18日まで訪問するカメルーンでは、分離独立派と政府の対立が激化している紛争地帯も訪れる。キリスト教徒が総人口の60%を占めるカメルーンでは、バチカンの最新の統計によると、カトリック信者は790万人以上で総人口の27・9%。ムスリムはおよそ30%だという。
 その後に4月18日から21日まで、教皇レオが訪れるアンゴラでは、バチカンの統計によると、1790万人のカトリック信者が暮らし、総人口の約49%を占める最大の宗教共同体となっている。
 アフリカ諸国歴訪の最後の訪問地は、4月21日から23日まで訪れる赤道ギニアで、バチカンによると、総人口137万人のうち81・58%がカトリック信者だという。
 教皇レオ14世は6月6日から12日まで、スペインを訪問する。バルセロナではサグラダファミリア教会の最も高い主塔「イエスの塔」の完成を祝福するほか、カナリア諸島も訪れる。教皇のスペイン訪問は、サグラダファミリア教会の設計者だった建築家の尊者アントニ・ガウディの没後100年に実現する。
 カナリア諸島の訪問は、欧州における移住問題に光を当てる可能性が高い。アフリカ大陸北西沖の大西洋上に浮かぶ同諸島は、アフリカから欧州に入る移住者たちの主要な目的地の一つになっている。

昨年11月27日、就任後初の国外使徒的訪問で、トルコの首都アンカラの空港に到着した教皇レオ14世。バチカンは2月25日、教皇がモナコとアルジェリア、カメルーン、アンゴラ、赤道ギニア、スペインを訪問すると発表した (CNS photo/Lola Gomez)
  • URLをコピーしました!
目次