教皇、移動の機中で記者会見 前教皇フランシスコをしのぶ
【アンゴラから赤道ギニアへ移動の機中4月21日OSV】教皇レオ14世は4月21日、アンゴラから赤道ギニアの首都マラボに向かう途中、中央アフリカの西海岸上空を飛行する機中で、前教皇フランシスコの逝去からちょうど1年に当たり、前教皇に尊敬の念を表した。特に、貧しい立場に置かれた人々へのいつくしみと寄り添いを思い起こした。
教皇に同行する記者団との会見で、2025年の4月21日に逝去した教皇フランシスコが残したものについて振り返った。
教皇レオ14世はイタリア語で、「教皇フランシスコが逝去されて1年に当たる今日、教皇様の生き方、証し、言葉、行動によって、教会に残してくださった多くのものを思い起こしたいと思います」と語った。
教皇レオ14世は、教皇フランシスコがどれほど真に「最も貧しい人、小さな人、病気の人、子どもたちに寄り添って」生きたかを示した。
「私たちもフランシスコのいつくしみのメッセージを思い起こしましょう」と教皇レオ14世は述べ、特に「いつくしみの特別聖年という素晴らしい行事の開催」に全教会を招いたことを取り上げた。
教皇フランシスコは1936年12月17日にブエノスアイレスで、ホルヘ・マリオ・ベルゴリオとして誕生し、2013年3月13日に教皇に就任した。2025年の復活の月曜日に逝去するまで、カトリック教会を率いた。初のイエズス会員の教皇で、初のラテンアメリカ出身の教皇だった。
前教皇が最後に公の場に現れたのは、2025年4月20日の復活の主日。人々の予想に反して、バチカンの聖ペトロ大聖堂の中央バルコニーに現れ、サンピエトロ広場に集まった何千もの信者たちに手を振った。
「主のご復活、おめでとうございます」と人々に語りかけ、最後となった復活祭の祝福、「ウルビ・エト・オルビ」をローマと世界に送った。フランシスコは目に見えて弱々しい姿で、パパモービレ(教皇専用車)に乗り、同広場を巡った。信者たちにとって、これが最後の教皇からのあいさつとなった。
「フランシスコ教皇が、すでに主のいつくしみを味わっておられることを祈りましょう。そしてフランシスコという、いのちのたまものを全教会と全世界に与えてくださったことを主に感謝しましょう」と教皇レオ14世は呼びかけた。
ローマでは、教皇フランシスコの逝去から1年に当たり、前教皇の遺体が安置されている聖マリア(サンタ・マリア・マッジョーレ)大聖堂で記念ミサがささげられた。
教皇、スペイン語での説教予定
教皇レオ14世はアフリカの4カ国への訪問中、フランス語、英語、ポルトガル語でミサの説教をしてきた。
最後の訪問国の赤道ギニアは、アフリカで唯一のスペイン語圏の国で、教皇はスペイン語でミサの説教をする予定だ。
赤道ギニアへの教皇の訪問は、教皇レオ14世で2回目となる。最初の訪問は、1982年の教皇聖ヨハネ・パウロ2世。
今回の教皇の訪問は、偶然にも赤道ギニアにカトリックが伝わって170年目に当たった。同国の人口167万人の約75%がカトリック信者。
赤道ギニアで、教皇レオ14世は首都マラボにある精神科病院に立ち寄り、バタにある刑務所を訪れ、2021年に発生した軍事基地での爆発事故の犠牲者のために祈る。この爆発事故で、100人以上の人々が亡くなった。そしてモンゴモにある無原罪の御宿り大聖堂でミサをささげる。ミサには、10万人のカトリック信者が参加するとみられる。

