「被造物を大切にするためのミサ」 来年から9月第1の主日ミサに 2026年度特別臨時司教総会
日本カトリック司教協議会(会長=菊地功枢機卿/東京教区)は、今年度の特別臨時司教総会を年9月30日と10月1日に東京・江東区の潮見教会で開き、「被造物を大切にするためのミサ」実施に関して審議した。総会には15人の司教と2人の補佐司教が参加した。
今回の総会で審議された「被造物を大切にするためのミサ」は、9月1日から10月4日までの「すべてのいのちを守るための月間」にささげることが勧められている。この「月間」は、前教皇フランシスコが2019年に訪日した際のメッセージを受けて日本のカトリック教会が定めたものだが、もともと教派を超えたキリスト者が世界的に祝う「被造物の季節」の期間に当たる。
総会ではこのミサの実施に関して、下記3点が審議、承認された。
①日本の教会においては、2027年から9月第1主日(被造物を大切にする世界祈願日)に主日のミサとしてささげるいずれのミサも(前日土曜日の夕刻のミサも含めて)、年間主日のミサではなく「被造物を大切にするためのミサ」としてささげる。
②本司教総会に提案された「被造物を大切にするためのミサ」の聖書朗読箇所を使用する。(具体的な朗読箇所などは、今後、カトリック中央協議会のウェブサイトで公表される)
③2025年8月に常任司教委員会で認可され公表されている「被造物を大切にするためのミサ」の公式祈願の日本語訳を、教皇庁典礼秘跡省による認証(Confirmatio、)を受けるために同省に送付する。
会期中には、上記の審議のほか、三つの司教委員会に分かれて意見交換がなされた。
司教協議会では、各委員会を三つの司教委員会(①福音宣教司教委員会②社会司教委員会③広報宣教司教委員会)の下に位置付けて新たな体制を整えている。
これまでは司教たちが話し合いを進めてきたが、今回は初めて秘書の司祭、修道女、信徒を交えた「合同会議」を開いて意見交換を行った。
中央協議会は今回も総会のダイジェスト動画をアップしており、最後に司教協議会会長の菊地枢機卿が、本総会の概要を語っている。
菊地枢機卿はそこで、委員会再編の根本姿勢について、「教会にとっての活動」は各教区や小教区で行われるものであり、司教協議会や中央協議会は、それらに「どういうお手伝いができるのか、どういうサポートができるのか」を考えるものだと話している。
※総会ダイジェスト動画はこちら

