ルルドで光のロザリオ行列 病気で苦しむ巡礼者と共に
【ルルド(フランス)9月27日OSV】教皇レオ14世は9月27日、ルルドのマリア聖堂で行われた、ろうそくの光を掲げてのロザリオ行列で数万人を導いた。そして巡礼者の一人として参加したと語った。
「今夜私たちは、聖母マリアが聖ベルナデッタを通して、『人々にここで行列をしてほしい』と司祭団に語った望みに応えるために集いました。世代を超えた信者たちが、おとめマリアの優しい招きに愛と信頼で応えるのを見ることはなんと感動的なことでしょうか」
「巡礼者の一人として、私たちの母の招きに今夜、私も応えることができることを主に感謝します」と教皇は続けた。
右手には大きなろうそくを、左手にはロザリオを持ち、教皇は、ろうそくを掲げた巡礼者の間を、電飾で照らされたマリア像の後ろからゆっくりと進んだ。その間、ロザリオの「栄えの神秘」の5連全てが複数の言語で唱えられた。
各神秘の合間にルルドの聖歌「アベマリア」が歌われ、ロザリオの聖母大聖堂前の広場に集まった巡礼者たちが皆ろうそくを掲げると、まるで光の海のような光景になった。
「私たちを前へと導く光は、希望の光です。それはこの世の人生を旅する中でさえ、私たちを見捨てることはありません。私たちは、しばしば試練に見舞われても、イエスによって愛され救われた神の子どもなのだと知る喜びに満たされるのです」と教皇は述べる。
「病を抱えた人々は、信仰と、神と隣人への愛を通した人生の変容を証しできる恵まれた人々です」
車椅子に乗った多くの巡礼者が、ろうそくの光を手にロザリオの集いに参加し、光を高く掲げ、聖歌を歌った。
教皇はフランス語で話し、「苦しみの中でも、心の平安と喜びを見いだす奇跡」について語った。
そして教皇は、病を抱える人々に、聖パウロの次の言葉を心にとどめるよう励ました。「現在の苦しみは、将来私たちに現されるはずの栄光に比べると、取るに足りないと私は思います」(ローマ8・18)。
ろうそくの光を掲げたロザリオの行列は、巡礼の一環として年間を通じてルルドで頻繁に行われている。教皇レオ14世は、ピオ12世が1957年に記した言葉を紹介し、「世界の一つの場所で、これほどの苦しみの行列を見た人はいないでしょう。そして平和と心の平安と喜びがこれほどまでに輝きを放つ光景を見た人もいないでしょう」と述べた。
参加者から日中集められた祈りの意向が、おとめマリアにささげられ、平和のためのとりなしが願われた。
「親愛なる兄弟姉妹の皆さん、そして巡礼者と病気に苦しむ全ての皆さん、皆さんは、この熱意と平和に満ちた光の行列に参加されるために、フランス、そして世界各地から来られました。最も大切で、最も切迫した祈りの意向を、聖母マリアにささげましょう」
「無原罪の聖母を観想する私たちの心の中に、喜びと揺るぎない希望が湧き上がりますように」「『身に太陽をまとい、月を足の下にし、頭には12の星の冠をかぶられた』(黙示録12・1参照)聖母は、栄光に包まれた力強い方です。けれども同時に、謙遜な方で私たちのとても近くにいてくださいます。その方はイエスの御母であり、私たちの母でもいらっしゃるのです」

