きょうをささげる(教皇による祈りの世界ネットワーク)10月
【教皇の意向:心の健康についての司牧】
すべての教会で心の健康についての司牧が確立され、心の病から生じる偏見や差別を克服する助けとなりますように。
【日本の教会の意向:宣教】
宣教の実りを願って祈ります。「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい」(マルコ16・15) と言われたイエスのことばに従い、私たちが生活の中で福音の喜びを証しすることができますように。
現代社会では、うつや不安、孤独、生きづらさなど、心の苦しみを抱える人が少なくありません。しかし、心の病は外からは見えにくいため、「本人の心が弱いから」「もっと頑張れば」と誤解されたり、周囲の偏見を恐れ、一人で抱え込むこともあります。教会は医療機関ではなく、信徒が専門家に代わることはできません。しかし、教会だからこそできることがあります。苦しむ人を裁かず、その声に耳を傾け、「あなたは大切な存在です」と伝え、寄り添うことです。イエスは、病む人、傷ついた人、社会から遠ざけられた人に近づかれました。教会共同体も、心の苦しみを安心して語ることができ、必要な専門的支援へとつなぎながら、温かな交わりによって希望を生む場所となるよう祈りましょう。
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イエスがおっしゃった「全世界に行って」の「全世界」には、私たちの家庭や学校、職場、地域社会も含まれます。福音を伝えるというのは、教えを語ることだけではありません。苦しんでいる人に寄り添い、人を赦し、互いの違いを尊重し、希望を失った人のそばにいること。そのようの日々の小さな愛の行いを通して「神はあなたを愛しておられる」という福音を伝えることができます。そのためには、まず私たち自身がキリストと出会い、その愛に生かされた喜びが自然に周りにあふれ出ることです。私たち一人一人が置かれた場所で福音の喜びを生き、証しすることができるよう祈りましょう。
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