教皇の一般謁見講話 信徒の積極的参加促す

目次

教皇の一般謁見講話 信徒の積極的参加促す

【バチカン4月1日CNS】教皇レオ14世は、信徒は日々の生活で福音を生き、広めるよう求められており、教会の使命において、受け身でいるべきではなく、積極的に関わるべきだ、と述べた。
 一般謁見で、第2バチカン公会議とその諸文書についての講話を続ける教皇は、聖職者だけでなく、洗礼を受けた全ての人々はキリストの福音宣教を行う弟子たちだと強調した。
 「この理由から、信徒は特に生活のあらゆる場でキリストの現存を示すよう、求められています。そうして信徒自身が、キリストのうちに生きることの素晴らしさと、主の恵みが高めてくれる力を証しすることによって、信徒自身が内面から変えられるのです」と教皇レオは4月1日、英語圏の人々に向けた要約の中で語った。
 教皇はこの日も、教会に関する教義憲章『教会憲章』を取り上げ、第2バチカン公会議は、何百年もの間「単に聖職者や奉献生活者でない人々」と定義されてきた、信徒の尊厳に光を当てたと解説した。
 「奉仕職あるいは生活形態といった区別の前に、公会議は全ての受洗者の平等を確認しました」
 神の民は「漠然とした大衆」ではなく、キリストの体を構成し、聖職者と信徒が結び付いた存在だと付け加え、洗礼を受けることによって、信徒は「まさにキリストの祭司職に参加しているのです」と力を込めた。
 また教皇は、教皇聖ヨハネ・パウロ2世とフランシスコに言及し、両教皇は教会の使命における信徒の積極的な役割を強調してきたことに触れた。
 教皇レオ14世は、信徒の責任は教会だけに限定されるものではなく、むしろ全世界にわたると強調し、世界にはキリストの精神が浸透しなければならず、それは信徒の「貢献、奉仕、証し」を通して可能になるとした。
 「事実、教会に属する子どもたちが福音を宣言し、証しするときはどこであれ――職場や市民社会やあらゆる人間関係において――、あるいは信徒が下す選択を通して、キリスト者として生きることの素晴らしさを示すところにはどこでも、教会が寄り添っています。そうして、神の国で実現される正義と平和を、今ここで預言的に示すことができるのです」
最後に、アラビア語圏からの巡礼者と訪問客に向けて、教皇は、戦争の無防備な犠牲者のために祈るよう呼びかけた。教皇レオは中東で現在も続いている紛争を、何週間にもわたり非難し続けている。

4月1日の一般謁見の前に、バチカンのサンピエトロ広場をパパモービレ(教皇専用車)で巡りながら、集まった巡礼者や訪問客にあいさつする教皇レオ14世 (CNS photo/Lola Gomez)
  • URLをコピーしました!
目次