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「宝物を分かち合う」 もうすぐ99歳 カンガス神父に聞く
山口教会(山口市)助任のルイス・カンガス神父(イエズス会)は、今年6月に99歳を迎える。聞くことや歩くことに不自由さを感じることもあるが、今でも自分のペースでミサの司式や信仰講座に取り組む日々を送っている。「イエス様は友達」だと言うカ... -
ERSTと鹿児島教区 災害対応ワークショップを実施
自然災害発生時、被災教区の初動対応を支援する「カリタスジャパンERST(イーアールエスティー)」は5月23日、鹿児島教区本部事務局(鹿児島市)で同教区との災害対応ワークショップを開催した。 参加したのは、中野裕明司教(同教区)のほか教... -
武器見本市開催に市民、宗教者が猛抗議
日本では2022年末に閣議決定された「安保三文書」(三文書で構成される日本の防衛政策)により殺傷能力のある武器の輸出が可能になり、今や日本は世界の軍需産業にとって魅力的な市場となっている。千葉県千葉市の幕張メッセでは通算5回目となる武... -
昭和初めの奄美大島のカトリック迫害の歴史劇上演
鹿児島県の奄美大島で今年4月、1930年代に同島で起きたカトリック排撃運動の史実に着想を得て書かれた脚本『泉の聖女 軍の要塞(ようさい)と白亜の殿堂』が、地元の劇団によって上演された。脚本を書いたのは愛知県在住の布藤(ふとう)聡子さん... -
WYDのシンボル東京教区へ「聖年×青年」の祈りを
福岡、大阪高松、名古屋の各教区を巡ったワールドユースデー(WYD/世界青年の日)大会の十字架とイコンが、最終地の東京教区へ。5月10日に「『聖年×青年イベント』~WYDの十字架とイコンがやってくる~」が麴町教会と東京カテドラル関口教会で行... -
大船渡(おおふなと)ベース閉所「感謝の集い」 大阪高松教会管区主催
東日本大震災(2011年)の後、教会が設置したボランティア拠点「カリタス大船渡(おおふなと)ベース」(岩手・大船渡市)が今年3月末に活動を終えた。ベースを運営してきた大阪高松教会管区(前田万葉大司教)は5月18日、大船渡教会(同市)と... -
殉教者セバスチャン木村のレリーフ除幕式
イエズス会会員で日本人最初の司祭であり、迫害によって1622年に長崎で処刑されたセバスチャン木村のブロンズレリーフが完成し5月8日、日本カトリック神学院(東京・練馬区)で除幕式が行われた。司祭・神学生らが見守る中、日本カトリック列聖推... -
新教皇選出に当たって 聖アウグスチノ修道会 日本の責任者に聞く
〈教皇レオ14世が所属する聖アウグスチノ修道会は、日本の教会で11人の〝兄弟〟(会員)が働いている。責任者の松尾太(ふとし)神父に同会について、また新教皇への思いを聞いた。〉 新教皇誕生の知らせを聞いて 最初は夢のようだと思いました。けれ... -
西日本司祭団ソフトボール大会 司祭ら約80人 交流深める
毎年恒例の西日本司祭団ソフトボール大会が5月13日、福岡市のサンスルピス修道院(旧日本カトリック神学院福岡キャンパス)を会場に開催された。五月晴れの空の下、大阪高松、広島、福岡、大分、長崎の各教区から約80人の司祭が参加して交流を深め... -
新教皇誕生に立ち会って 前田万葉枢機卿 談話
私は5月6日午後5時ごろ、「新教皇のAI予想 五月空」 という句が浮かぶほど、のんきな気持ちで聖マルタの家に到着しました。 ところがそこに着くと直ちに荷物検査が行われ、国際空港よりも厳しい検査を受けることになりました。私が持っていた二つ...