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「東北の歴史の中で考える原発」 福島の精神科医・蟻塚(ありつか)亮二さんが講演
福島第1原発事故後の2013年から被災地で診療を続けてきた精神科医・蟻塚(ありつか)亮二さん(78)は4月5日、福島県会津若松市の「会津放射能情報センター」(日本基督教団若松栄町教会内)で、「東北の歴史の中で考える原発」をテーマに講演... -
ベトナム人司牧の現場
現在日本には63万人以上(2024年末時点)のベトナム人が暮らしている。東京・千代田区の麴町教会で土日に行われるベトナム語ミサに出席するベトナム人信徒は、1300人余り。その多くはカトリック信者が多く暮らす、ベトナムの中部地方出身の技... -
自由な大地へ ウィシュマさんのビデオ映像を巡り名古屋入管「全面不開示」決定 遺族は「取り消し」を求めて提訴へ
2021年3月、名古屋出入国在留管理局(以下・名古屋入管)の収容施設で死亡したスリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさん(33)の生前の様子が映った入管個室内でのビデオ映像を巡り、名古屋入管は、遺族の開示請求を退け、今年3月26日付... -
カリタスジャパン ミャンマー地震救援募金受け付け開始
カリタスジャパン(担当司教=成井大介司教/新潟教区)が4月3日、ミャンマー地震のための救援募金の受け付けを開始した。 ミャンマー国営テレビの報道によれば、4月3日までに3000人を超える死者が出ており、今後もその数は、行方不明者や負傷... -
司教と社会問題を学ぶ 名古屋教区青年グループ「ブリッジ」
名古屋教区の青年グループ「ブリッジ」は、一月に1度、松浦悟郎司教(同教区)と社会問題を学んでいる。グループ名には、一人一人が「世界の架け橋になるように」との思いが込められている。 3月16日、メンバー5人が名古屋教区本部事務局に集まっ... -
香港のキリスト教会は今 イエズス会社会司牧センターがセミナー
カトリックの視点から香港社会における教会の現状と今後の課題を学ぶセミナーが3月19日、東京・千代田区の麴町教会・ヨセフホールで開かれた。同教会とイエズス会社会司牧センターが主催し、約40人が参加した。講師を務めたのは、金城学院大学准教... -
戦後80年~癒えない傷跡 国際ジャーナリスト エィミ・ツジモトさん「七三一部隊」を語る
国際ジャーナリストのエィミ・ツジモトさんは、アジア・太平洋戦争(1931~45年)における大日本帝国の戦争犯罪について旧満州(現・中国東北部)を中心に調べ上げ、本にまとめてきた。その「満州3部作」の完結編『七三一部隊「少年隊」の真実 戦... -
聖週間に復興を祈り、活動する「イースター被災地ボランティア」
カリタスのとサポートセンターが募集中 能登半島地震被災地を支援している「カリタスのとサポートセンター」(センター長・片岡義博神父〈名古屋教区〉)が、通常のボランティアのほかに、聖週間の4日間、支援活動を行う「イースター被災地ボランティア... -
「戦争と人権」 元イスラエル軍兵士が語る
「どうして戦争をしてはいけないのか」という根本的な問いへの答えを、元イスラエル空軍兵士のダニー・ネフセタイさん(67)に聞く講演会が東京・千代田区の麴町(こうじまち)教会・ヨセフホールで開かれた。同教会の信徒グループ「メルキゼデクの会」... -
教皇庁宣教事業前会長とカテキスタの集い 福音宣教の課題と挑戦を語り合う
今年2月まで教皇庁宣教事業の会長を務めていたエミリオ・ナッパ大司教(バチカン市国行政庁次官)が、3月23日から26日まで4日間、日本を訪れた。25日、都内で開かれた、ナッパ大司教とカテキスタ(要理教師)との集いに約40人が参加し、次世...