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セバスチャン木村を記念する長崎巡礼 日本カトリック神学院
今年から「日本205福者殉教者」から「福者セバスチャン木村と204殉教者」に記念日(9月10日)の名称が変更された。その最初の年に日本カトリック神学院(東京・練馬区)の神学生と養成担当司祭ら4人が9月10日から13日にかけて長崎を巡礼... -
潜伏キリシタンの遺産を継承する「禁教期のキリシタン研究会」講演会
禁教期(1614~1873年)の長崎と熊本の天草の潜伏キリシタンの信仰や価値を知り、未来につなぐ取り組みについて語る講演会が9月23日、東京・千代田区の上智大学で開かれた。「禁教期のキリシタン研究会」(会長・髙祖敏明神父/イエズス会)... -
貧困と孤独、両方を癒やす 長崎「みんなの食堂」
長崎市の西坂公園で3~4カ月に1度、日曜の午後開かれる「みんなの食堂」(以下、食堂)では、さまざまな理由で日々の生活に苦しんでいる人を支えることを目的に、食料・生活用品の配布や相談が行われている。 食堂を主催している「長崎おとな食堂実... -
今とつながる 「近代日本」の神学を再確認 日本カトリック神学会 学術大会
日本の神学研究者が集う学会「日本カトリック神学会」(以下・神学会)は9月8日と9日の2日間、東京・練馬区の日本カトリック神学院で第37回学術大会を開催した。 総合テーマは、「日本の近代国家形成期のカトリック神学」。上智大学名誉教授の田... -
チンドン人生と「愛」
里野立(さとの・たつる)さん(47/千葉・西千葉教会)は、屋号「ちんどん喜助」のプロチンドンマン「豆太郎」として宣伝の仕事の傍ら、演劇の舞台にも挑戦しているアーティストだ。里野さんに、カトリック教会で育った思い出や、宣伝の仕事のこと、... -
第2バチカン公会議閉幕から60年 私たちにつながる意義 ヨゼフ・アベイヤ司教インタビュー
今年は、第2バチカン公会議(1962~65年)が閉幕して60年目に当たる。カトリック教会の方向性を大きく変えたとされるこの会議はなぜ開かれ、何を変えたのか、また現在の私たちとどのようにつながるのか。ヨゼフ・アベイヤ司教(福岡教区)に聞... -
映画『揺さぶられる正義』
2010年代から、赤ちゃんを激しく揺さぶって虐待したと疑われ、親や周囲の大人が逮捕・起訴される事件が相次いだ。マスコミも盛んに報じた。 本作は、その〝虐待〟事件が多くの冤罪(えんざい)を生んだ事実に迫るドキュメンタリー。8年にわたって... -
オロリッシュ枢機卿が来日 シノドス総書記の体験 勉強会で語る
「シノドス(世界代表司教会議)は大きな体験でした」と、シノドス(2021~24年)で総書記を務めたジャン=クロード・オロリッシュ枢機卿(イエズス会)が自身の体験を振り返った。 オロリッシュ枢機卿は9月3日に大阪・関西万博で開かれたシン... -
母と宗麟の信仰に導かれて
大分県臼杵(うすき)市内のカトリックの障害者施設で働く神田高士(かんだ・たかし)さん(60/臼杵教会)は、今年6月に洗礼を受けた。神田さんに影響を与え、洗礼に導いたのは母・稜子(りょうこ)さん(93/同教会)の信仰と、地元大分のキリシ... -
日本カトリック教育学会第49回全国大会 カトリックの価値を伝えるために生きる
日本カトリック教育学会・全国大会が、8月29日から8月31日にかけて聖心女子大学(東京・渋谷区/設立母体・聖心会)で開催された。 オンラインを含めカトリック教育の研究者やカトリック学校の教職員ら150人余りが参加し、カトリック教育の在...
