教皇、聖ニューマンの記念日制定 カトリック転籍の10月9日に

【バチカン2月3日CNS】教皇レオ14世は、「歴史を通して巡礼の道を歩む教会の輝かしい光」である聖ジョン・ヘンリー・ニューマン教会博士の任意の記念日を一般ローマ暦に加えた。記念日は10月9日で、1845年にニューマンがカトリックに転籍した日に当たる。
 教皇庁典礼秘跡省長官のアーサー・ローチ枢機卿と同省次官のビットリオ・フランチェスコ・ビオラ大司教が2月3日、教皇の決定を教令で発表した。
 この教令は、昨年11月9日付で「長い人生を通して、ニューマン枢機卿は召命を受けた奉仕職、つまり知的探求、説教や教育、また貧しい人と最も小さな人への奉仕を惜しみなく行った」と記している。
 また、「ニューマンの明晰(めいせき)な頭脳は、神学と教会論の分野に貢献し、詩的で信心深い著述など、私たちにとても重要な不朽の財産を残した。暗闇やかたどりから抜け出し、完全な真理へと導かれたいという尽きない探求心は、復活した方の全ての弟子たちの模範となった」とも記されている。
 教令とは別にローチ枢機卿は、聖ニューマンを一般ローマ暦に加えることで、「照らし導き、同時に救いとなる真理を絶えず探究する人の際立った模範として示したい」とし、信者たちに「聖ニューマンは、カトリック教会内で平和を見いだすよう神の恵みの『優しい光』に導かれた人物」としての理解を助けるものとなってほしいと述べた。
 同枢機卿は、記念日となる10月9日の集会祈願の言葉は、「聖ニューマンの霊的旅路のまさに本質」を表し、「私たちにとっても謙虚な祈りへの導きの源泉や理由」となり得、「真理の完全な光に到達するために、私たちも暗闇や見せかけだけの世界から抜け出したいと願うでしょう」と語った。
 同枢機卿によると、この記念日の福音箇所は、マタイ13章の「『天の国』のたとえ」から引用されるという。

聖ジョン・ヘンリー・ニューマンの制作時期不詳の肖像画。聖ニューマンは英国生まれの学者で、人生の多くを信仰と大学で教える知識とを結び付けることに尽力した。2026年2月3日に発布された教令で、教皇レオ14世は、聖ニューマンの記念日を一般ローマ暦に加えた。この任意の記念日は、10月9日に祝われる (OSV News file photo/Crosiers)
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