教皇の一般謁見講話 人となったイエスを通して神を知る

【バチカン1月21日CNS】神は人間となられたイエスを通して、ご自分を現わされるのであり、単に「知的な真理の伝達手段」を通してではない、と教皇レオ14世は強調した。まさにイエスの生涯と死と復活を通して、人は神を知ることができるのだ。
 教皇レオは1月21日の一般謁見で、第2バチカン公会議とその諸文書についての講話を続けた。この日も神の啓示に関する教会の教えが盛り込まれた『神の啓示に関する教義憲章』について説明した。
 イエスを知ることによって、私たちは神の子どもとして、神との関係を築くことができるが、それは人間となったイエスを通して明らかにされる、と教皇は説く。
 「私たちは、キリストにおいて神を知るために、キリストの完全な人間性を受け入れなければなりません。神の真理は、人間から何かが取り去られたところでは完全に啓示されません。それは、イエスの完全な人間性が、完全な神のたまものを減少させることがないのと同じです。御父の真理を私たちに語るのは、完全な人間であるイエスです(ヨハネ1・18参照)」
 さらに教皇レオは続けて、イエスは人となられることによって、「受肉し、生まれ、人々を癒やし、教え、苦しみ、死んで復活し、私たちのうちにとどまってくださる主です。ですから、受肉の偉大さをたたえるには、イエスを知的な真理の伝達手段と見なすだけでは不十分です」と語った。
 神は私たちと対話し、同時にイエスは受肉した神のことばだと教皇は述べる。肉体という形を通して、神の真理が明かされるからだ。
 「イエス・キリストは、私たちが父なる神の真理を認識する場です。私たちは、自分が御子のうちに子として御父から知られ、同じ完全な命に向けて召されていることを見いだすからです」
 「兄弟姉妹の皆さん、私たちはイエスの歩みに最後まで従うことによって、いかなるものも神の愛から私たちを引き離すことができないという確信に達します」と強調して、教皇は講話を締めくくった。

1月21日、バチカンで行われる一般謁見のためにパウロ6世ホールに入る時に、巡礼者や訪問客にあいさつをする教皇レオ14世 (CNS photo/Lola Gomez)
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