【バチカン1月7日CNS】第2バチカン公会議の教えは、今でもカトリック教会が従うべき「導きの星」だと教皇レオ14世は語る。
その会議での教えを読み返すことは「この教会的な出来事の素晴らしさと重要性を再発見するための貴重な機会です」。なぜならその教えは「現代の私たちにとっても方向を示す基準」であり続けるからだと教皇は1月7日、説明した。
私たちは奉仕者としての観点から、教会の改革をさらにより完全な形で実現していかなければなりません。現代の課題を前にして、私たちは時のしるしを注意深く解釈し、福音を喜びをもって告げ知らせ、正義と平和を勇気をもって証しする者であり続けるように招かれています」とパウロ6世ホールで行われた一般謁見のために集まった人々に語りかけた。また教皇は、1月6日に聖年が閉幕したことを受けて、今回の一般謁見から第2バチカン公会議をテーマにした新しい講話を始めると発表した。
発布から60年、公文書を読み直す
同公会議は、1962年から1965年にかけて4回の会議を行い、16の文書を発表した。その内容は、典礼から聖書、宣教活動からエキュメニズム(教会一致運動)と諸宗教との関係、聖職者と信徒の役割から信教の自由にまで及ぶ。
「第2バチカン公会議は、キリストのうちに私たちを神の子となるようにと招く御父としての神のみ顔を再発見しました」と教皇レオ14世は強調する。
同会議はカトリック教会を「交わりの神秘、神とその民の一致の秘跡として見いだしました。そして、救いの神秘と神の民全体の行動的かつ意識的な参加を中心に据えて、重要な典礼改革を始めました」と教皇レオは説明する。
過去60年の間、これまでの教皇たちは、同会議とその教え、より完全な実施の重要性を繰り返し説いてきた。
しかしながら、60年という月日がたつということは、「第2バチカン公会議を知る司教、神学者、信者の世代が今はいなくなっている」ことも意味すると教皇は危機感を表す。
「『伝聞』やこれまでになされた解釈を通してではなく、公会議文書を読み直し、その内容を考察することを通して、第2バチカン公会議を改めて詳しく知ることが重要です」とこのテーマを選んだ理由を説明し、講話を締めくくった。

