キリスト者のためのエンディングノート。エンディングノートは、自分の身に万一のことがあった時に備え、自分の思いや連絡先、必要な手続きについての情報をまとめておくためのもの。
本書の編集に携わった聖パウロ女子修道会の編集担当者はこう話す。
「エンディングノートは、行政や葬儀社などから出されてそれぞれに特徴がありますが、せっかく女子パウロ会から出版するのであれば、キリスト教的な人生観や価値観を入れたいと思いました」
7章で構成されるが、それぞれの中表紙には、その章に最もふさわしいという観点で選ばれた、聖書やキリスト者の言葉が書かれている。自分のこれまでの人生を振り返る第1章「これまで歩いてきた道」の中表紙には、アントニー・デ・メロ神父(イエズス会)の言葉「神は、実り豊かな人生を愛されるように、何の実も結ばなかった人生をも、お愛しになる」が記されている。
万一の場合の連絡先などの実用的なページに加え、洗礼名や所属教会名を記載するページや、キリスト者のための「終末医療に関する要望書」が備わっている。葬儀・通夜関係のページには好きな祈りや典礼で流してほしい聖歌も書き込むことができる。
自分の人生を振り返り、「思い出に感謝」しながら、大切な人を思って少しずつ、丁寧に書き進めたい。
B5判。針金とじでフラットに開き、書き込みやすい。何度も書き直しても傷みにくいよう、ビニールカバー付き。1100円(税込)。女子パウロ会発行。

