訃報– Obituaries –
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脇山ミキコ修道女(ショファイユの幼きイエズス修道会)
8月3日、同会仁川本部修道院で心不全のため逝去。95歳。1929年佐賀県生まれ。初誓願宣立後、同会が設立した大阪、久留米(福岡)の信愛学院の教師として子どもたちのために働いた。73年からローマで総顧問として修道会のために奉仕。86年から... -
水間淳子(みずま・じゅんこ)修道女(ショファイユの幼きイエズス修道会)
7月20日、熊本市内の病院で乳がんのため逝去。89歳。1936年東京都生まれ。初誓願宣立後、長崎、沖縄、東京の同会設立の幼稚園教諭として奉仕した。79年からは奄美大島(鹿児島)で6年間、和歌山で11年間幼児教育に携わった。退職後は、カテキス... -
桃薗(ももぞの)淳一郎終身助祭(鹿児島教区)
8月5日、入院先の病院で腎不全のため逝去。97歳。1927年台湾生まれ。中学校卒業後、逓信省(後の電気通信省、日本電信電話公社)に入り、九州電気通信局管内の諸施設で無線技術者として働く。グレゴリアン聖歌に興味があったことで教会の門をたた... -
小川スミヱ修道女(純心聖母会)
8月7日、老衰のため逝去。94歳。1931年長崎県生まれ。同会の初代会長・江角ヤス修道女が原爆で灰となった純心高等女学校(長崎)の校舎の復興を誓い、原子野から長崎県大村市の仮校舎に移転していた時、学生志願生として入会した。戦後の貧しさの... -
乾(いぬい)盛夫神父(オブレート会)
8月7日、誤嚥(ごえん)性肺炎のため逝去。90歳。1935年徳島県生まれ。55年同会入会。58年初誓願。61年終生誓願。64年司祭叙階。古賀(福岡)、鳴門(徳島)の教会と幼稚園で長年奉仕した。幼稚園の園長も務め、対話を大切にし、モンテッソー... -
伊勢美繪子(みえこ)修道女(殉教者聖ゲオルギオのフランシスコ修道会)
7月19日、札幌市内の病院で心不全および腎不全のため逝去。89歳。1936年北海道生まれ。63年同会入会。66年初誓願。72年終生誓願。初誓願宣立後、北見藤女子中学・高等学校および藤女子大学・短期大学で41年間、事務職員として全力を尽く... -
水浦綾子修道女(純心聖母会)
7月9日、急性心不全のため逝去。93歳。1931年東京都生まれ。戦時中、母の思いで学童疎開をせず、空襲により毎晩火の海に囲まれ、家族と共に恐怖を体験した。終戦を迎え、長崎で同会が大きな痛手を受け、原子野から大村の仮住まいに移転していた... -
作野シズエ修道女(ショファイユの幼きイエズス修道会)
6月28日、兵庫県の同会仁川本部修道院で老衰のため逝去。102歳。1923年熊本県生まれ。49年同会入会。52年初誓願。初誓願宣立後、熊本信愛女学院で中学校教諭として、また寮母として通算約17年奉仕した。その間、熊本と長崎の養護施設や... -
荒井聰子(としこ)修道女(純心聖母会)
6月13日、皮下出血後遺症のため逝去。87歳。1937年神奈川県生まれ。鹿児島純心女子中学校編入学時に洗礼を受け、56年に同会の学生志願生となった。63年初誓願。72年終生誓願。初誓願後、東京、長崎、鹿児島で教職に就きながら勉学を続けた... -
加藤富子修道女(ノートルダム教育修道女会)
6月16日、京都市内の同会岩倉修道院で老衰のため逝去。90歳。1934年三重県生まれ。59年に起きた伊勢湾台風の被災地で奉仕する同会会員や志願者の姿に触れて、62年に同会入会。67年初誓願。ノートルダム女学院中学高等学校、ノートルダム学...