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日本カトリック教育学会第49回全国大会 カトリックの価値を伝えるために生きる
日本カトリック教育学会・全国大会が、8月29日から8月31日にかけて聖心女子大学(東京・渋谷区/設立母体・聖心会)で開催された。 オンラインを含めカトリック教育の研究者やカトリック学校の教職員ら150人余りが参加し、カトリック教育の在... -
特別展「岩下壮一という多面体〜20世紀のフランシスコ・ザビエル〜」開催中 東京・聖心女子大学キリスト教文化研究所/グローバル共生研究所
大正末期から昭和初期にかけ、幅広い分野で日本の教会に貢献した岩下壮一神父(1889~1940年)の生涯を回顧する特別展が、東京・渋谷区の聖心女子大学で開かれている。今年は岩下神父の司祭叙階100周年に当たり、展示には今年新たに発見され... -
関東大震災朝鮮人・中国人虐殺102年 キリスト者が追悼祈祷会
「NCC(日本キリスト教協議会)東アジアの和解と平和委員会」の呼びかけで8月30日、関東大震災後に虐殺された朝鮮人・中国人犠牲者を追悼するキリスト者祈祷(とう)会が、東京・新宿区の日本キリスト教会館で開催された。 集いには、日本カトリ... -
親に「全てを委ねた」沖縄戦 伊田初枝さん(那覇・開南教会)
那覇市出身の伊田初枝さん(91/同市・開南教会)は、アジア太平洋戦争(1931~45年)末期の沖縄戦を10歳の時に経験した。住民を巻き込んだ激しい地上戦で、20万人以上が犠牲となった沖縄戦。伊田さんは家族と共に沖縄本島北部の山中の集落... -
朝鮮半島出身のBC級戦犯の「不条理」伝える 高麗博物館で企画展示中
東京・新宿区の高麗博物館で9月28日まで、企画展「なぜ『朝鮮人』が戦犯になったのか 戦後80年を迎えてなお続く植民地主義を問う」が開催されている。アジア太平洋戦争後、戦犯裁判によってBC級戦犯となった朝鮮半島出身者らが体験した苦難の道... -
生命倫理学・医学人文学研究会 「超人間主義」の問題を共有
人間の尊厳が守られる医療現場を実現しようと、医師・研究者らが小規模ながら新しい挑戦を始めている。教皇庁生命アカデミー正会員の秋葉悦子さん(富山大学名誉教授)の企画による「生命倫理学・医学人文学研究会」だ。7月19日、金沢医科大学病院(... -
「被造物を大切にするためのミサ」式文と朗読箇所 邦訳公表
日本カトリック司教協議会は8月15日、バチカンの典礼秘跡省が新たに制定した「被造物を大切にするためのミサ」の式文と聖書朗読箇所の邦訳を公表した。7月3日に発表されたものを日本カトリック典礼委員会が翻訳し、常任司教委員会が承認したもの。... -
長崎教区平和行事 祈りと対話で核のない世界実現目指す
広島教区に続き、長崎教区(中村倫明〈みちあき〉大司教)は浦上教会(長崎市)を中心に8月8日から10日まで平和行事を行った。広島を訪問した米国からの巡礼団も各行事に加わり、共に祈りと対話の時を持った。 今年は被爆80年であると同時に「希... -
米日の学生 「霊における会話」で平和実現の思い分かち合う
カトリック巡礼団として広島・長崎を訪問した米国の学生と、日本のカトリックとプロテスタントの大学の学生たち33人は8月8日、長崎市の純心中学・高等学校の江角記念館で「霊における会話」の手法を用いて、核兵器や平和への思いを分かち合った。 ... -
映画『長崎―閃光(せんこう)の影で』 バチカン上映が決定
原爆投下後の長崎で、被爆者救護に奔走した3人の少女たちの青春を描いた映画『長崎―閃光(せんこう)の影で』が現在、全国で上映されている。(→関連記事)本作品が今年10月31日、バチカンの上映室(フィルモテカ・バチカーナ)で上映されることが...