山本孝子修道女(殉教者聖ゲオルギオのフランシスコ修道会)

2月28日、北海道石狩市内の同会修道院で総胆管がんのため逝去。96歳。1929年北海道生まれ。51年同会入会。54年初誓願。59年終生誓願。初誓願宣立後の28年間を藤学園(北海道)の女子教育のため、その後の28年間を児童養護分野に力を注いだ。新墾(にいはり)、札幌、旭川、北見の藤学園の女子中学・高等学校の教諭として国語を教えた。児童養護施設「一関藤の園」(岩手)では図書室で本を読み聞かせ、勉強を教えるなど、子どもたちとの関わりを通して奉仕。2010年に同会修道院・花川マリア院(北海道)に移り、晩年を過ごしていた。しっかりした性格で真面目に働き、祈りの使命も忠実に果たした。自身にも他者に対しても厳しく、自分が受けた教育を大切にし、それを徹底的に伝えることを使命としていた。「一関藤の園」の子どもたちが読書のため、自主学習のために図書室に来ることを喜んでいた。芸術のセンスもあり、子どもたちと一緒に典礼に沿ってさまざまな作品を作った。着衣式は藤学園創立者のベンチェスラオ・キノルド司教が帰天した3カ月後だったが、その時にキノルド司教の名を修道名に受けたことを誇りに思っていた。

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