教皇、奉献生活者を称賛 「主の奉献の祝日」ミサで

【バチカン2月2日CNS】教皇レオ14世は、世界にいる社会の周縁に追いやられた人の元へ行き、紛争のさなかでさえも、その人たちを見捨てることをしない奉献生活を送る男女を称賛した。
 「奉献生活を送る人々は、安全な環境をしばしば奪われ、最も不安定な状況の中でも、命には決して犯してはならない聖性があるのだということを、言葉以上にその生活で語って思い起こさせてくれます」と教皇は2月2日、バチカンの聖ペトロ大聖堂でささげた「主の奉献の祝日」を祝うミサの説教で語った。同時にこの日はカトリック教会では、「世界奉献生活の日」も祝う。
 「武器がごう音をたて、傲慢、利己主義、暴力がはびこっているところでさえ」、奉献生活を送る人々の存在は、「イエスの言葉をのべ伝えています」と教皇はたたえた。
 「親愛なる兄弟姉妹の皆さん、教会は皆さんに主の現存を伝え、主のための道を準備する預言者、あるいはメッセンジャーになっていただきたいと願っています」と教皇は語りかけ、「祈りと愛に身を尽くす覚悟を基に、自らの存在をささげることを通して、皆さんはまず何よりもこの使命へと召されているのです」と続けた。

 限りなく愛する平和のパン種に

 さらに「皆さんは若者、高齢者、貧しい人、病気の人、刑務所へ入っている人にこそ、神の祭壇の上、またそのみ心の中に神聖な場所が確保されていることを証しするように求められています」とし、同時にその最も小さくされた人、一人一人は「神の現存の侵すことのできない神聖な場所であり、神と出会い、神を賛美し、神の栄光をたたえるために、そのみ前で私たちはひざまずかなければならないのです」と自身もアウグスチノ会士で、若いころにペルーで宣教した経験を持つ教皇は語った。
 自分を無にし、聖霊のうちに生きる生活を通して、奉献生活者たちは「世界に紛争を乗り越える方法を示すことができます。限りなく愛し、ゆるす人々が持つ自由さを通じて、きょうだい愛の種をまくことができるのです」「神の摂理が皆さんを導くところがどこであろうと、平和のパン種、希望のしるしになってください」と教皇は励ました。

2月2日、バチカンの聖ペトロ大聖堂で「主の奉献の祝日」を祝うミサの司式中に、修道女から奉納のささげ物を受け取る教皇レオ14世。同日、カトリック教会では「世界奉献生活の日」も祝う (OSV News photo/Simone Risoluti, Vatican Media)
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