【バチカン1月14日CNS】キリスト者が神について語ろうとするなら、毎日、毎週、祈りと典礼のうちに神のことばを聞く時間を設けなければならない、と教皇レオ14世は強調する。
祈りのうちに、「私たちは主との友愛を生きて、育むように招かれています」と教皇は1月14日、バチカンのパウロ6世ホールで開いた一般謁見で語った。
「このことは何よりも、典礼と共同体の祈りのうちに実現します。典礼の祈りの中で神のことばから何を聞くかを決めるのは私たちではありません。むしろ、神ご自身が教会を通して私たちに語りかけてくださるのです」と教皇は説明する。「さらに、内面的に心と思いの中で行われる個人の祈りの中でも、それは実現します」
「キリスト者の過ごす一日、一週間の中で、祈りと黙想と考察に充てる時間を欠くことがあってはいけません」と教皇は続ける。「私たちは神と語るときに初めて、神について語ることができるのです」
「神との友愛こそが私たちの救い」
教皇レオは聖年を終えた直後の前週の一般謁見から新しく、第2バチカン公会議についての連続講話を始めていた。
今回の講話では、同公会議の公文書『神の啓示に関する教義憲章』について話し、この『教義憲章』は「公会議の最も美しく重要な文書の一つです」と切り出した。
1965年に発表された同憲章は、「キリスト教信仰の根本的な点」を強調していると教皇は指摘する。もはや目に見えず、遠く離れた神ではなく、人となられた「イエス・キリストは、人間と神との関係を根底から変容させます」。
そのあふれる愛から友に対するように、主は「人々に語りかけ、彼らと話を交わすのです。それは、人々をご自分との交わりへと招き、この交わりのうちに受け入れるためです」と教皇レオは説明する。「新しい契約のただ一つの条件は愛です」
この契約は永遠に続き、「何も私たちを神の愛から引き離すことはできません」と教皇は強調する。「神の啓示は、友愛に基づく対話のような性格を帯びています。そしてそれは、人間的な友愛の経験の中で行われるのと同じように、沈黙を許さず、真実なことばを交わすことによって培われます」
教皇レオは説明を続ける。「こうした観点から、私たちが培うべき第一の態度は、聞くことです。それは、神のことばが私たちの思いと心のうちに浸透できるようにするためです。同時に私たちは神と語るように招かれます。しかしそれは、神が既に知っておられることを神に伝えるためではなく、私たちを自分自身に対して明らかにするためです」
「イエスが友となるようにと私たちを招いてくださるなら、この呼びかけを放置してはいけません」と教皇は注意を促す。
「この呼びかけを受け入れ、この関係を育んでください。そうすれば、私たちは神との友愛こそが私たちの救いであることを見いだすのです」と教皇は講話を結んだ。

