栄田妙子修道女(聖心侍女修道会)

2025年9月10日、神奈川県鎌倉市内の病院で心不全のため逝去。91歳。1933年サハリン(樺太)生まれ。55年同会入会。60年初誓願。66年終生誓願。14歳で樺太から秋田に移り、入会後は同会日本管区のほとんどの修道院で、家事、受付、会計などに従事。教会での宣教にも携わった。寡黙で口数は少なかったが、優しく忍耐強く、いつも静かに微笑んで周りに気を配り、必要ならすぐに助けの手を差し伸べることができる人だった。ブラジルにも約4年間住んだ。61歳でのブラジル行きは、「自分でも何かお役に立つなら」という、宣教者としての熱意に駆られたものだった。ポルトガル語は話せなかったが、母の心で地域の人々に寄り添い、良い証しとなった。高齢になっても、酸素ボンベを付けた車いすで食器の準備、受付、修道女たちの薬の配布、ロザリオの祈りの先唱等、最後まで謙虚に神への愛と、周りの人々への奉仕に生きた。

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