粟本(あわもと)昭夫神父(イエズス会)

7月17日、老衰のため逝去。98歳。1927年広島県生まれ。51年同会入会。62年司祭叙階。64年から82年まで六甲学院中学校・高等学校で化学を教え、70年から75年まで学校内の修道院院長、75年から82年まで同校校長を務めた(以上兵庫)。82年から87年までは同会日本管区長として働き、88年から89年まで福岡の浄水通教会主任司祭を務めながら、泰星中学高等学校(現在の上智福岡中学高等学校)で化学を教えた。83年7月から86年3月ならびに89年4月から2001年3月まで泰星学園理事長、89年6月から90年5月ならびに97年6月から2001年3月までは六甲学院の理事長を務めた。89年から2010年まで麴町教会助任司祭。10年から15年まで同教会協力司祭。15年から紀尾井町修道院(SJハウス)で司牧活動をし、21年1月からはロヨラハウスで療養していた(以上東京)。教育者、司牧者として勤勉に熱心に働き、その薫陶によって多くの後進を育てた。

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