2026年キリスト教一致祈祷週間 アルメニアのキリスト者が準備

 世界各国のキリスト教諸教会は、毎年1月18日から25日までを「キリスト教一致祈祷(きとう)週間」とし、一致を推進しようと共に祈っている。
 2026年のこの週間に向け、教皇庁キリスト教一致推進省と世界教会協議会は今年の祈りと黙想の準備を、西アジアのアルメニアのキリスト者たちに託した。
 アルメニアはトルコやイラン、アゼルバイジャンなどに隣接する内陸国で、近年はアゼルバイジャンとの間でのナゴルノ・カラバフ紛争などの困難に遭っている。今回、世界最古のキリスト教共同体とされるアルメニア使徒教会のキリスト者たちが、アルメニア・カトリック教会と、福音派諸教会の信者たちと共に準備に当たった。
 今回のテーマは「からだは一つ、霊は一つです。それは、あなたがたが、一つの希望にあずかるようにと招かれているのと同じです」(エフェソ4・4)。
 日本キリスト教協議会とカトリック中央協議会はこれを受け、今年も日本語の小冊子とポスターを作成した。
 小冊子の内容は、①今年のテーマの解説②エキュメニカル礼拝式文③8日間の聖書の黙想と祈り④過去30年におけるアルメニアのエキュメニズムの状況。
 希望者には小冊子、ポスター共に無料で送付される(送料のみ受取人払い)。申し込みは、カトリック中央協議会のウェブサイトから申込書をダウンロードし、必要事項を明記してカトリック中央協議会エキュメニズム部門へファクス(03-5632-4465)で送る。同サイトから、小冊子PDFのダウンロードも可能。
 問い合わせや献金も同部門(電話03-5632-4445)まで。なお数に限りがあるため、早めの申し込みが呼びかけられている。

カトリック中央協議会作成の「2026年キリスト教一致祈祷週間」のポスター
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