前教皇フランシスコ最後の回勅 『主はわたしたちを愛された』日本語版発行

 前教皇フランシスコの最後の回勅『主はわたしたちを愛された』(原題『ディレクシット・ノス〈Dilexit nos〉』)の日本語訳が完成し、10月初め、カトリック中央協議会から発売された。
 前教皇はこの回勅で説いている。「心を失って」しまい、強欲や戦争に無関心になっているこの世界と、宣教の喜びを取り戻す必要があるカトリック教会には、キリストの限りない愛に自らを開け放つことが求められると。(『カトリック新聞』2024年11月10日付記事参照)。
 本回勅は、心とは何であるかを考察することから始め、イエスのみ心への信心について、福音書の記述と教導職の教えを再確認し、あまたの聖人の信仰を具体的に示して、この信心がもつ共同体的・社会的・宣教的側面を深める必要性を示す。
 四六判208㌻、税込1210円。詳細はこちら

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