今年9月に96歳で逝去した後藤文雄神父(神言修道会)の人生を振り返ったドキュメンタリーが、NHKEテレの番組「こころの時代」でアンコール放送される。
後藤神父は1929(昭和4)年、新潟県の寺に生まれる。軍国少年として育つが空襲で家族を失い、敗戦直後、上野で見た戦災孤児の姿に衝撃を受けた。60(昭和35)年にカトリック司祭に叙階された後、内戦の被害を受けたカンボジア難民の子どもたちの里親となって14人を育て、カンボジア全土に19の学校を建設した。
初回放送は2020年12月。番組では後藤神父の人生を振り返りながら、コロナ禍で自身の行く先を深く考える姿も見つめる。
【再放送】NHKEテレ11月22日(土)午後1時~2時。

