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大阪・関西万博 バチカン館で開会式 フィジケッラ大司教来日
来日した、教皇庁福音宣教省・世界宣教部門の副長官サルバトーレ・フィジケッラ大司教 「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、4月13日、大阪・関西万博が開幕した。イタリアパビリオンの中に置かれたバチカン館(パビリオン)の開館式には、教... -
ミャンマーの叫び 大地と人々の苦しみ同国出身司祭から
(ミャンマーで3月28日に起きた大地震。現地の人々、また教会はどのような状況にあるのか。日本国内で働くミャンマー出身のビンセント神父に、メッセージを寄せてもらった) ミャンマーで大地震が発生したという知らせを受けた時、私の心に浮かんだのは... -
自由な大地へ 長生(ちょうせい)炭鉱水没事故から83年 183人の遺骨巡り初の日韓合同潜水調査
1942年、山口県宇部市の長生炭鉱で水没事故(水非常)が起き、朝鮮人136人と日本人47人の合計183人が犠牲となった。その遺骨は83年たった今も海底に眠ったままだ。日本基督教団宇部緑橋教会に事務所を置く「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む... -
日本の死刑制度を議論するために 日本弁護士連合会がシンポジウム
世論調査の結果や世界の動向を踏まえ、日本の死刑制度を議論する公的な会議体(合議体)の設置をどう進めるかを考えるシンポジウムが4月8日、東京・千代田区の弁護士会館で行われた。日本弁護士連合会(以下・日弁連)が主催し、会場とオンラインで18... -
「東北の歴史の中で考える原発」 福島の精神科医・蟻塚(ありつか)亮二さんが講演
福島第1原発事故後の2013年から被災地で診療を続けてきた精神科医・蟻塚(ありつか)亮二さん(78)は4月5日、福島県会津若松市の「会津放射能情報センター」(日本基督教団若松栄町教会内)で、「東北の歴史の中で考える原発」をテーマに講演... -
ベトナム人司牧の現場
現在日本には63万人以上(2024年末時点)のベトナム人が暮らしている。東京・千代田区の麴町教会で土日に行われるベトナム語ミサに出席するベトナム人信徒は、1300人余り。その多くはカトリック信者が多く暮らす、ベトナムの中部地方出身の技... -
自由な大地へ ウィシュマさんのビデオ映像を巡り名古屋入管「全面不開示」決定 遺族は「取り消し」を求めて提訴へ
2021年3月、名古屋出入国在留管理局(以下・名古屋入管)の収容施設で死亡したスリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさん(33)の生前の様子が映った入管個室内でのビデオ映像を巡り、名古屋入管は、遺族の開示請求を退け、今年3月26日付... -
カリタスジャパン ミャンマー地震救援募金受け付け開始
カリタスジャパン(担当司教=成井大介司教/新潟教区)が4月3日、ミャンマー地震のための救援募金の受け付けを開始した。 ミャンマー国営テレビの報道によれば、4月3日までに3000人を超える死者が出ており、今後もその数は、行方不明者や負傷... -
司教と社会問題を学ぶ 名古屋教区青年グループ「ブリッジ」
名古屋教区の青年グループ「ブリッジ」は、一月に1度、松浦悟郎司教(同教区)と社会問題を学んでいる。グループ名には、一人一人が「世界の架け橋になるように」との思いが込められている。 3月16日、メンバー5人が名古屋教区本部事務局に集まっ... -
香港のキリスト教会は今 イエズス会社会司牧センターがセミナー
カトリックの視点から香港社会における教会の現状と今後の課題を学ぶセミナーが3月19日、東京・千代田区の麴町教会・ヨセフホールで開かれた。同教会とイエズス会社会司牧センターが主催し、約40人が参加した。講師を務めたのは、金城学院大学准教...