映画– Movies –
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映画『佐藤忠男 映画の旅』 自由な心で アジアと共に
映画評論家なのに、アジアの作品をえこひいきしている――。日本の映画界で、そう批判めいた評価もなされていた〝巨人〟がいる。独学で映画評論の道を開き、70年にわたる評論家人生で日本映画史を体系化した佐藤忠男(1930~2022年)だ。 佐藤... -
映画『陽(ひ)なたのファーマーズ』
農林水産省が2013年に設置を認めた「ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)」は、農地の上に支柱を立て、その上部に設置した太陽光パネルで発電をしながら農業を行う取り組みだ。事業者は農業と太陽光発電の両方から収入を得ることで、農業経営... -
「あなたの周りにある福音」を動画に シグニス・ジャパンが作品募集中
身近な生活や体験の場で見いだす「福音」を取り上げた短編動画を、シグニス・ジャパン(カトリックメディア協議会)が募集している。募集の呼びかけには「あなたの周りにある福音を見つけて、動画作品をお送りください」とある。 この動画募集は、昨年... -
映画『揺さぶられる正義』
2010年代から、赤ちゃんを激しく揺さぶって虐待したと疑われ、親や周囲の大人が逮捕・起訴される事件が相次いだ。マスコミも盛んに報じた。 本作は、その〝虐待〟事件が多くの冤罪(えんざい)を生んだ事実に迫るドキュメンタリー。8年にわたって... -
映画『豹変と沈黙 ―日記でたどる沖縄戦への道』
日中戦争(1937~45年)中の37年12月、日本軍は当時中国の首都だった南京を攻略した際、1カ月以上にわたって非戦闘員である民間人や捕虜などを虐殺し、略奪や強姦を行った。 本作は、この「南京大虐殺事件」「南京事件」とも呼ばれる事件(... -
映画 『ガザからの報告』
この映画は、パレスチナ・ガザの人々を追ったドキュメンタリー作品。土井敏邦監督は34年にわたって繰り返しガザを訪ね、時に現地の家庭に住み込みながら取材、撮影を重ねてきた。「死者の数で報じられるパレスチナ人」ではなく、「私たちと同じ人間」... -
映画『摩文仁 mabuni』
「摩文仁(まぶに)」とは、沖縄戦(1945年)で激戦地となった沖縄島南端の地域の名だ。毎年6月23日の「慰霊の日」、摩文仁の丘では首相や沖縄県知事らが参列する追悼式典が行われ、テレビ中継される。多くの慰霊碑が林立するこの丘には、沖縄県... -
教皇フランシスコのメッセージが分かる 映画・記録映画5選
教皇フランシスコは、在位12年間でカトリック教会を劇的に改革し、私たちにその遺志を引き継ぐべく多くの〝宿題〟を残して旅立った。貧困問題の解決、移住者や難民の受け入れ、性虐待に加担した聖職者への厳罰と被害者の救済など、一人一人の命を大切... -
第1回シグニス動画フェスティバル 受賞作6作品決定 5月3日に授賞式
「福音の輝き」を3分以内で表現する動画の製作を呼びかけた「第1回シグニス動画フェスティバル」が、シグニス・ジャパン(カトリックメディア協議会)の主催で行われ、応募作の中から6作品が各賞を受賞した。表彰式は5月3日に東京・千代田区の岐部ホ... -
日本カトリック映画賞に『侍タイムスリッパー』
カトリックの価値観にかなう映画作品に年1度贈られる「日本カトリック映画賞」に、今年は安田淳一監督の『侍タイムスリッパー』が選ばれた(選考発表1月13日)。 この映画は、幕末に生きる会津藩士が現代にタイムスリップするという設定の物語。一...
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