【教皇の意向:すべての被造物と私たちとの関係】
聖フランシスコの霊性にならい、神に愛され尊重されるべきすべての被造物と私たちとの関係が、互いに影響を及ぼし合っていることを体験できますように。
【日本の教会の意向:高齢者】
高齢者のこれまでの労苦がねぎらわれ、いただいたいのちを神の恵みのうちに受け取ることができますように。
アッシジの聖フランシスコは太陽を兄弟、月や星を姉妹と呼び、また風や火を兄弟、水や大地を姉妹と呼びました。私たちは「ともに暮らす家」地球の海や川、山や大地というあらゆる自然、また微生物から植物、動物に至るあらゆる命と密接につながりを持っています。私たちの命はこのつながりなしに存続することはできません。聖フランシスコは死も私たちの姉妹と呼んでいます。生も死も命の大きな循環の中にあり、それら全ては神の愛に包まれています。私たちは神の愛に応えて、あらゆる自然を大切にし、あらゆる命の営みを慈しむようにと呼びかけられています。全ての被造物を尊重する心を養うとともに、かけがえのない地球環境を守るために一人一人が祈り、できることを行っていきましょう。
*
日本では高齢者の孤独死が昨年は約5万8千人に上っています。少子高齢化が進む日本社会では家族の絆が薄れ、一人で住まざるを得ない多くの高齢者がいます。どの一人の人の人生もかけがえがなく、一人一人は神から限りなく愛されています。高齢の人々が歩んできた人生の苦労、家族や社会への貢献がねぎらわれ、残りの生涯を神へと向かう人生の完成の時と受け止め、生き生きと過ごすことができるよう教会や社会がふさわしく支援し、世代を超えた豊かな交わりにあずかれるよう祈りましょう。