前村八重修道女(殉教者聖ゲオルギオのフランシスコ修道会)

 3月4日、北海道石狩市内の同会修道院で新型コロナウイルス感染症ならびに老衰のため逝去。105歳。1920年樺太生まれ。48年同会入会。51年初誓願。56年終生誓願。初誓願宣立後、新田(樺戸郡月形町)、函館、北見番場町、旭川、札幌、美唄(びばい)、八雲(以上北海道)と東京の同会修道院内で、与えられた使命を忠実に果たした。最も長く働いた函館マリア院には4回赴任し、合計19年間奉仕。東京と美唄マリア院では共同体の責任者も務めた。2010年に花川マリア院に移り、晩年を過ごしていた。目立つことなく謙遜で、自分のためには何も求めず、静かに共同体で生活した。

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