熊谷(くまがい)サツヱ修道女(ショファイユの幼きイエズス修道会)

9月14日、熊本市内の介護医療院で肺炎のため逝去。94歳。1930年長崎県生まれ。51年同会入会。54年初誓願。初誓願宣立後、長年にわたり熊本、京都、長崎、福岡において保育士として子どもたちのために優しさと厳しさをもって根気強く献身した。その間61年から福岡サン・スルピス大神学院(福岡)で4年間奉仕した後、熊本信愛女学院(熊本)でも奉仕した。85年からは障害者支援施設・薩来(さつき)園(鹿児島)の生活指導員として働き、96年からは同会の西合志(にしごうし)修道院(熊本)の院長を務めていたが、脊椎管狭窄症で入院・治療した。その後、同会仁川本部(兵庫)において司祭館や研修館での奉仕の後、福岡や長崎の大浦修道院の院長として奉仕した。2021年にうっ血性心不全で入院して治療を受け、その後イエズスの聖心(みこころ)病院に入院し療養生活となった。23年3月からみこころ介護医療院(以上熊本)に入院し、酸素補給をしながらも小康状態を保っていたが9月14日、同会の創立記念日である十字架称賛の祝日に御父のみもとに召された。

  • URLをコピーしました!
目次