水間淳子(みずま・じゅんこ)修道女(ショファイユの幼きイエズス修道会)

7月20日、熊本市内の病院で乳がんのため逝去。89歳。1936年東京都生まれ。初誓願宣立後、長崎、沖縄、東京の同会設立の幼稚園教諭として奉仕した。79年からは奄美大島(鹿児島)で6年間、和歌山で11年間幼児教育に携わった。退職後は、カテキスタとして卒園児や保護者らに明るく楽しく神様の愛を伝えた。96年から同会仁川本部修道院(兵庫)で介護を担当。古仁屋(こにや/鹿児島県・奄美大島)の幼稚園で預かり保育の手伝いや、京都、福岡、和歌山、長崎、熊本で共同体への奉仕もした。和歌山信愛女子短期大学の売店事務で学生と関わる仕事をした後、同会仁川本部修道院で自然や訪れる人との交わりを楽しみながら元気に生活していた。2022年にがんが見つかり治療を続けていたが、リンパ節への転移で修道院での生活が困難になり、今年4月30日に熊本のイエズスの聖心病院みこころホスピスに入院した。最期まで神様に全てを委ね、感謝の言葉を繰り返しながら、58年の修道生活と生涯を御父にささげた。

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