荒井聰子(としこ)修道女(純心聖母会)

6月13日、皮下出血後遺症のため逝去。87歳。1937年神奈川県生まれ。鹿児島純心女子中学校編入学時に洗礼を受け、56年に同会の学生志願生となった。63年初誓願。72年終生誓願。初誓願後、東京、長崎、鹿児島で教職に就きながら勉学を続けた。83年に英国・オックスフォード大学で学位を取得。同会の要職で活躍するとともに、共同体への奉仕にも尽くした。95年から2001年まで鹿児島純心女子大学(現・鹿児島純心大学)の学長を務め、その後も09年3月まで大学で奉職。職務を終えた19年から長崎の同会ベタニア修道院に派遣され、レクリエーション係として機知に富んだ遊びを準備し姉妹たちを楽しませた。今年4月に転倒し入院生活を余儀なくされ、日々を十字架のイエスにささげていた。6月13日に容態が悪化し、静かに御父のみもとに召された。

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