4月13日(日)からNHKラジオ「宗教の時間」で放送開始
「シリーズ 傷ついた癒やし人となるーヘンリ・ナウエンの歩みと言葉ー」
4月から9月まで毎月1回(第2日曜日)に放送される新シリーズ。上智大学准教授の酒井陽介神父(イエズス会)が出演し、オランダで生まれ育ったカトリック司祭、ヘンリ・ナウエン(1932~96年)の人生の歩みをたどりながら、ナウエンが残した言葉を紹介していく。北米を中心に活動したナウエンは、厳格な父からのプレッシャーや、保守的な神学校での学びといった息苦しさ、また差別・偏見の強い時代の中で性的少数者として生きる葛藤など、自分自身の弱さを隠そうとせず、孤独や不安を正直に口にした。
「弱虫の神父」ナウエンは生涯を通じて、人間が何よりも「神に愛されている存在」であるというメッセージを伝え続けた。あなたはあなたのままでいいのだという彼の励ましは、今も多くの人々にとって大きな慰めになっている。
4月13日「第1回 新しい霊性の誕生」
【放送】NHKラジオ第2放送:第2日曜午前8時30分~9時。
【再放送】NHK-FM=同週月曜午前1時~1時30分(日曜深夜)、NHKラジオ第2放送=翌週日曜午後6時30分~7時。
【聞き逃し配信】ネットラジオ・NHKラジオらじる★らじるでも視聴可能。
関連テキスト『NHK宗教の時間 傷ついた癒やし人となる ヘンリ・ナウエンの歩みと言葉』(酒井陽介著/NHK出版)