糸永ナミ子修道女(純心聖母会)

9月18日に逝去。88歳。1937年長崎県生まれ。同会初代会長・江角(えずみ)ヤス修道女と出会い、信仰深い家庭の雰囲気や周りの人々の祈りの支え、兄弟姉妹の召命の姿などに影響されて、修道女の道を歩みたいと同会への入会を決断した。66年初誓願。76年終生誓願。初誓願後、鹿児島の川内(せんだい)純心女子高等学校で教職に就き、終生誓願後、鹿児島純心女子学園の寮監を務めた。その後、長崎原爆ホームの医療事務を任された。若い時から病気がちだったが、与えられた奉仕を懸命に果たしていた。98年からは、兄の糸永真一司教(鹿児島教区)の身の回りの世話などに努めた。やがて長崎のロザリオの聖母修道院で療養生活に入り、入退院を繰り返しながら、最後の1年間は寝たきりの生活となった。9月18日の午後、安らかな姿で御父のみもとに召された。

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